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ポケモンの人材育成メモ

約2年間ポケモン(ダブルバトル)の人材育成をしてきた記録。まだ継続する予定。

成果

JCS2023本戦top64(128) 歴半年
ぶっちゃけこれだけだが、その他ちょくちょく知り合いにパーティを用立てて無事予選抜けだの大会でtopcut残っただのまぁまだまだ教える側として未熟

教え方

教え始めはまもるの使い方やダブルバトルの詳しい仕様は一切教えなかった。仕様はやってれば勝手に覚えるもんだし、そもそも防御側に回るシチュエーションを考えること自体がゲーム性とマッチしないと判断したためだ。

自分が特に意識して教えてきたことは、
①攻撃して相手の倒し方を学ぶこと
②攻撃の手札を増やすこと
③モチベーションを高く維持させること

の3つだ。

①攻撃して相手の倒し方を学ぶ

攻撃範囲の優秀なタイプの組み合わせや、そもそもパワーが高すぎて受からない技の置き方を学ぶこと。基本どのパーティにも共通する勝ちパターンのため相手の主張も見えやすくなり、最も再現性の高い思考回路を養うことを目的としている。

②攻撃の手札を増やすこと

攻撃的な戦術に対して相手が受けてくるシチュエーションを想定した時に、「一旦受けて体勢を立て直す」という行程を排除して「もっと相手にローリスクハイリターンに攻撃できる攻め筋を組み立てる」ことを意識させた。
こちらが防御するシチュエーションは相手に主導権があるため、こちらが出せる手札がそもそも少なく、読みを仕込んだり上振れを狙う余裕を与えてしまう極力避けたいシチュエーションであるため、攻撃の手札を増やすことで相手の防御する手札を破ることに注力させた。
防御寄りの戦術で急所運負けは自分が失敗し続けた二流以下の考え方なので禁忌とした。

③モチベーションを高く維持させること

攻撃して相手を破壊する立ち回りはやってて楽しいからもっと対戦したくなる。この感情を原動力に「もっと上手くなりたい!」という気持ちに火をつければ上達するペースも早くなる。
逆に自我がしっかりあって使いたいポケモンがいる場合等は、そのポケモン毎のテキストに合ったパーティや立ち回りを教えた。「結果を出す」=「ポケモンが楽しい」ではないことを念頭に置けていない指導者があまりにも多すぎる。

反省点

自分は結果を出したいということをモチベーションにすることが基本的にできない人間であるため、教えている相手が去年は「上手くなりたい」という気持ちをモチベーションにしていたのがいつの間にか「結果を出したい」という気持ちにすり替わっていたことに気づけなかったことが大きな反省点だ。「結果を出したい」という気持ちをモチベーションにして「ならもっとやらなきゃあかんでしょ?」と一喝できるような図太さも必要だと痛感した。
オフシーズンに手持ち無沙汰にさせてしまったのも大きな反省点だ。オフシーズンにポケモンに触れているかいないかでゲームシステムの理解度に大きく差が出ることをきちんと把握できていなかったため、モチベーションを維持できるように楽しい構築や小企画も用意したいところだ。


また思いついたら書く。

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