見出し画像

世の中にはすごい気功法がある 出会い編

長年の気功修行の末に出会った全乗功

気功は古くから東洋の国々で広く実践されてきた伝統的な健康法です。世界中に多くの気功の流派や方法がありますが、どれも人体のエネルギーの流れを整え、身体と心の調和を促すという点で優れた実践だと私は思っています。

日本にも多くの気功の名人がおり、気功はヨガやマインドフルネス瞑想と同様に一般的な健康法として広く親しまれるようになってきました。私自身も何年も気功を実践してきましたが、気功のおかげで同年代の人々に比べて若々しく年を重ねることができ、大きな病気にもかからずに健康を維持できているのだと実感しています。

しかし、時折自問自答してしまうことがあります。気功の効果は自己満足からくるものなのか、本当に実際に身体に良い影響があるのかわかりにくい面もあるのです。そういった疑問から、体に良いはずの気功を怠けてしまうことも多々ありました。毎日続けるのは意外と難しく、短期的には効果があまりわかりにくいものですからね。

でも、そんな時に全乗功(ゼンジョウコウ)という特別な気功と出会ってからは、なぜか自然と毎日続けられるようになりました。

何かに導かれるかのように

全乗功との出会いは、まさに偶然の産物でした。私は元々仏教、神道、道教など東洋の思想に興味がありました。伝統的な宗教の持つ神秘的な側面と、人間と世界の根源を探求する哲学的な側面に魅力を感じていました。

しかし、道教に関する書籍は意外と少なく、YouTubeで関連する動画を探し視聴することが多かったのです。中には道士たちが中国語の経文を素晴らしい声で唱えている動画もあり、心地よい気分になれたので毎日のように聴いていました。

そんな中ある日、瞑想をしている最中に「長春真人」「龍門派」「気功」という単語が頭に浮かんだのです。なぜそれらの単語が思い浮かんだのか、当初は全くわかりませんでしたが、何か重要な意味があるように感じられました。

龍門派の気功といえば、明代の伍守陽と清代の柳華陽が整理したという小周天等の内丹法です。つまり、丹田の気功です。小周天や大周天は有名です。私も練習したことはありましたが、できているのかできていないのか分からずでした。

そこで気になってYouTubeでそれらの単語で検索してみると、さまざまな気功の練習方法の動画がヒットしました。知っている気功もあれば、初めて知るものもあり、早速いくつかの気功を実践してみましたが、なかなか毎日は続かずにいました。

しかし、しばらくしてから全乗功だけ再び実践したくなったのです。最初は1日10回程度の短い時間からスタートしましたが、それでも毎日欠かさず続けることができました。

徐々に練習時間が増えていき、いつの間にか毎日30分以上も全乗功を続けられるようになっていました。そして、全乗功の孫俊清老師から指導を受ける機会も得て、毎日の練習は1年以上も続いているのです。
(注・自分の経験からすると、気功の独習はおすすめしません。ご自身に適した先生と出会えない場合は気功にこだわることもないと考えます)

元々の東洋思想への関心から道教の経典の詠唱に導かれ、そこから全真教 龍門派の流れを汲む全乗功へと辿り着いた。まるで誰かに導かれたかのようでした。

この不思議な気功を続けていくうちに、身体の変化だけでなく、心の変化も感じられるようになってきました。
ものすごくイライラしている時に全乗功をしていたら途中でイライラを忘れてしまい、終わってしばらくしてから、そういえばさっきまであんなにイライラしていたのにと思い出すこともありました。
全乗功は落ち着きと安らぎ、生活全般に良い影響をもたらしてくれています。

全乗功を伝える孫老師のサイト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?