DS検定学習方法
データサイエンティスト検定（以後：DS検定）に合格しました。
正答割合は下記の通りです。「ビジネス」業務で利用している＆運よく100％でした。逆に参考書をベースにしたデータサイエンスとエンジニアリングは68~80と合格率を下回る結果となってます。
つまり参考書ベース＋αの知識レベルでないとDS検定は合格できないと考えられます。私が怠っていた＋αの知識獲得方法も併せてご紹介します。
データサイエンス ： 80%
データエンジニアリング： 68%
ビジネス ：100%
1. 前提条件
G検定合格レベルの知識あり。（用語はわかる）
SW開発の知識あり
1.5月程度勉強。（通勤時間と土日に２〜３時間）
勉強方法は、参考書ベース。
実際受験した感覚として、無勉強では受からないと思っている派。
要領は良くない方で資格試験は２回くらいやらないと受からない知能レベル。
データサイエンティストのビジネス系の項目は業務で扱っている。
2. DS検定の特徴
参考書がよろしくない
参考書のキーワードとスコアシートの項目が一致していない。
受験センターで受験
試験は、ブラウザ上で選択肢から回答を選ぶ方式
試験では、ブラウザの上の電卓を利用可能
試験では、白紙1枚とボールペンが渡される。
人によって出題内容が異なる
3. 私の反省点
私が行った勉強方針
G検定と異なり出題範囲＝参考書と聞いていたため、参考書を反復学習していました。白本を大まかに読む
黒本を反復学習
反省点
参考書を信じて勉強していましたが、参考書では書かれていない＋αの勉強が不足していました。幸い私はビジネス領域で高得点を獲得したため、合格しましたが、、、
つまり＋αの勉強が怠るとDS検定に受からないと言うことです。。
4. 勉強方法
＋αを踏まえた勉強方法を下記に記載します。
参考書や検定アプリを解けるまで解く
参考書や問題集を正解するまで解く。黒本は必須。
・最短突破 データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック 第2版
通称、白本。予算に余裕があれば購入。 後述しますが個人的におすすめはしません。
・徹底攻略データサイエンティスト検定問題集[リテラシーレベル]対応
通称、黒本。購入必須。
・DS検定™ リテラシーレベル対策アプリ
おすすめ度は白本以上黒本未満です。＋αの勉強
黒本でわからない＋α項目の補強をします。補強におすすめのコンテンツは下記です。得意分野の範囲は学習不要です。データサイエンス力
数理統計の補強コンテンツ
ヨビノリさんにはいつもお世話になっております。
◆youtube【大学数学】線形代数入門機械学習の補強コンテンツ
G検定と範囲がかっぶっているのでG検定の参考書が活用できます。
◆深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版
データエンジニア力
知識の補強コンテンツ
ググってました。Hadoop/Spark/Kafkaについて参考書が壊滅で何も理解できなかったのでこちらを参考にしました。SQLの補強コンテンツ
SQLの構築は、軽めの参考書で十分かと思います。なんなら練習サイトのみで十分です。
◆図解ＳＱＬ これからはじめる基本の知識
◆SQL練習サイト
ビジネス力
プロジェクト推進の補強コンテンツ
ビジネスフレームワークを必要とされます。
こちらのようなビジネスフレームワーク関連のサイトを確認すれば十分かと思います。※正直私がこの辺り仕事で扱っているので勉強してません。法律・倫理の補強コンテンツ
こちらについてもググってました。強いて言うならG検定の参考書ですが、G検定の参考書も法律系の内容はあまり記載はありません。
モデルカリキュラムの補強コンテンツ
こちらもG検定と範囲がかっぶっているのでG検定の参考書が活用できます。
◆深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版
5. 白本に対して注意事項
白本の注意事項を箇条書きします。いろいろ書きましたが（一応）シラバスに即しており問題集もついているため予算に余裕があれば購入は。
第二版だが、誤字や説明不備が散見するため、公式サイトの正誤票の確認が必要
項目ごとの解説の説明が冗長で、図や体系的にまとめられていない印象。正直Wikiレベル
目次が適切なサイズに要約されていない。
「暗号化されていないデータは、不正取得された際に容易に不正利用される恐れがあることを理解しデータの機密度合いに応じてSWを使用した暗号化と複合ができる」や「和集合、関集合などについてベン図を用いて解説できる」などが約150章あり！
以上です。DS検定は、受験料が高く世間的な難易度は低いためできれば一発で受かりたいです。一方、参考書を信じすぎても合格点に達しない
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