シリコンバレー銀行の破たん時系列4

その他の銀行に飛び火したー

前回、クレディー・スイスを最後に取り上げましたが、あの後、スイス中銀が7兆円余りをクレディー・スイスに貸し付けました。

日経平均を見ていると、そのニュースが何時に発表になったのかよくわかります

まぁこんなもんじゃ、危機は逃れられないようです。


その他に、

前のぶろぐにも書きましたが、ファースト・リパブリック銀行問題があります。

ファースト・リパブリック・バンクは、水曜日にS&Pによって「ジャンク債」に格下げされました。

※ジャンク債は、格付けが低くデフォルト(債務不履行)の可能性が比較的高い債券です


S&Pは声明で、「連邦銀行規制当局の措置や、先週の銀行破綻に伴うリスクを軽減するために積極的に借入可能額を増やしたにもかかわらず、ファースト・リパブリック銀行の預金流出リスクは高まっていると考えている」と述べました。

ファースト・リパブリック・バンクの幹部が暴落前の数ヶ月に1200万ドルの株式を売却、WSJが報道

バンク・オブ・アメリカなど米大手銀行11行は16日、経営難に陥っているファースト・リパブリック銀行に計300億ドル(約4兆円)の無保険の預金をすると発表した。


これを受けて、16日のニューヨーク市場はダウ371ドル高と反発

https://www.traders.co.jp/market_fo/wadai/1829977

一旦は、銀行の不安は解消されたかに見えます。



でも・・・

本日、銀行11行による300億ドルの救済策が発表された後も、ファースト・リパブリック銀行の株価は時間外取引で急落。

こんな状況にも関わらず、ECB、0・5%利上げ クレディ・スイス経営不安もインフレ抑制優先しました。


本日の東京市場は・・・ニューヨーク市場の大幅高を受けて、反発しています。

銀行株はあまり上がってはいないようです。

グロース市場はあがっているらしいです。

来週の注目点は、3月21~22日にFOMCがあります。

FOMCとは・・・米国連邦公開市場委員会、アメリカの金利や為替などの金融政策を決定する会合


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リーマンショックの後、銀行株が底値を付けていて、みんなが不安になっていたとき、当時の証券マンから、

「絶対に銀行はつぶれないから、今買っても大丈夫」と聞きました。

確かに、あの後、半年以上たったころに銀行株が爆上げしたのを覚えています。

でも、その時の理屈は通じないと思っています。

尻コンバレー銀行は、1日に66%も株価暴落で破綻。破綻の2週間前には、この銀行のCEOが自社の株式を売っぱらってしまっていたとかいうのが問題になっていますね。ナンシー・ペロシも関与しているとか?

ちなみに、わたくしごとですが、今日は、うっかりまだ銀行に入れてるお金を全額下ろしてこようと思っています。「尻コンバレー銀行が預金を引き出しにきた客を追い返して人々の預金を全部盗んでいる」という話も聞いてますので、微額であってもおろしたほうがいいと考えています。一斉に下ろせば銀行さんが困りますから、皆様もお誘い合わせの上、預金の引き出しされることをおすすめします。繰り返しになりますが、ヤツらは泥棒であり暴力団ですよ、みなさん。

#世界的銀行破綻は始まっている

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