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ラテンアメリカとは

*ラテンとは:
 「君はラテンですね!」と言われた時の「ラテン」とは、ポジティブなら陽気だとかいつも笑顔だとかを現し、一方、「適当、いい加減」「お祭り野郎」などのネガティブなニュアンスもあるようです。そのようなレッテルやラベルを貼られることができるほど個性的なパーソナリティがあることの裏付けでしょう。
 ここではそのような人の性格はさておき、地域的なことから入ります。
ラテン世界といえば、言語でいうラテン語から発生した地域を言います。現在のフランス、イタリア、ポルトガル、スペインそして東欧のルーマニアなどの国で使われていた言語です。ラテンアメリカ:1492年コロンブスのアメリカ大陸発見、いわゆる「新大陸派遣」です。アメリカという名は、その頃のイタリア人航海士アメリゴ・ベスプッチと言う人がアメリカ大陸を探検し、彼の書いた地図をドイツの印刷技師バルトゼー・ミュラーが制作者の名にちなんでその土地を「アメリカ」と読んだのが起源だそうです。その後、スペインとポルトガルが精力的に北米一部と中南米を植民地化にします。スペイン植民地は「インディアス」、ポルトガル植民地は「ブラジル」と呼ばれていました。中南米諸国が独立してから、旧スペイン領は「イスパノアメリカ」という名が使われましたが、これだとブラジル領が含まれないため「イベロアメリカ」つまりイベリア半島、スペイン・ポルトガル系のアメリカという意の言葉も生まれました。
  さて、「ラテンアメリカ」という名前の由来は以外に新しく、十九世紀半ばからだと言われています。アングロサクソン系のアメリカに対し、フランスがスペイン・ポルトガル支配の強い地域に参入を目論んで、ラテンというイベロより広い概念の言葉を使用し始めました。従ってラテンアメリカの名称はフランス人によるものです。メキシコを初め、当時の中南米の知識人はフランス文化を羨望していたので、受け入れられ、次第に定着していきました。ということなんですね、地域的には!
 ラテンアメリカ世界の特徴はお祭りと食と音楽です!!さあその魅力はこれから紹介しましょう!!!
 
 

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