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カフェ講座をやってみようと思います。






このブログを書き始めてから、だんだんカフェ講座がやりたくなってきました。カフェ講座は豆屋の話が中心ですが、その他、その時々のいろいろなコーヒーの話なども良くさせて頂いております。

ただ、私のカフェ講座はネットでズームを使ってやるのでは無く、会場を借り、お集まり頂き開催するわけで、結構大変です。でも私としては、お会いしてやらなければ、何のインパクトも無いと思っていますので、必ず、そうした形で開催してきました。

大体、年に2回はやってきましたが、多い時は年に3回も4回もやっていた時期もありました。その頃が一番開店指導を受ける方が多かった時期でもあります。ここ、3年位は年に2回位で去年は1回という事になりました。

それだけ開店指導を受ける方が減ってきたのが一番の原因ですが、その理由はいろいろ考えられますが、豆屋が増えすぎた事だと思います。

これはカフェにコロナ給付金が出て、そのお金の使い道に焙煎機を購入し、自家焙煎のカフェへの業態変更を選ぶ人が多かった事。又、ユーチューブで簡単に焙煎が観られる為、誰でも簡単に豆屋が出来ると考える人が多かった事等があげられますが、現実に本当に販売に値する豆を売っている所は少なく、こうした豆屋の倒産はこれから加速度的に増えると思っています。

そうした意味では逆に開店指導は強い需要が出てくる時期でもあると考えています。

珈琲豆は、次の3つの事が必要です。<良い生豆の選択・適切な焙煎・そしてそれをどうやって新鮮なうちに販売出来るかです。更に難しいのはその3つが3つとも揃っていなければ美味しいコーヒー豆は販売できません。>

新鮮さだけを殊更宣伝する店が増えたのは、それだけが自分の店の取柄だと思っている店主が増えた事に起因しているのは間違いありません。それなら電機の焙煎機の店と同じだと私がいつも思うのは、あながち間違いではないと思います。

これから豆屋は厳しい選別の時期を迎えます。その時、頼りになるのは本当の意味での豆の味とその人なりの素敵な接客しかないのです。

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