見出し画像

あなたも豆屋を始めませんか。


現在の南方郵便機店内。


 
⓵店名の由来、店の説明
 
今日は。南方郵便機の高橋です。今日から何回かに分けて小さな豆屋(自家焙煎店)を始めたい方に、豆屋の始め方をお話していきたいと思っています。
 
私は東京の府中市でもう35年も小さな豆屋を経営しています。店名は<自家焙煎珈琲工房 南方郵便機>と言うのが正式な名称ですが、長すぎるので、お客さんは南方郵便機といったり、南方さんと言ったりしています。
 
店名は勝手にフランスの小説家、サンテクジュぺリ(日本では<星の王子様>が有名ですが)の処女作から頂きました。変わった名前で、今でもよく店名の由来を聞かれます。
 
私としては、南の国から珈琲を運んで来る飛行機という意味を込めたのですが、誰もそんな事に気づかず、『変わった名前ねえ。』と言われて35年経ちました。
 
店は8.9坪で、家賃は10万円です。家賃は、昔はもっと高かったのですが、大家さんが時勢に合わせて変えて下さり、今の家賃になりました。
 
焙煎機は富士ローヤル直火5K釜というのを最初から使っています。今の日本では富士ローヤル5K釜と言うのは一番オーソドックスな物だと思っています。ただ、このお釜には直火と半熱風がありますので、どちらかと言えば半熱風の方が一般的なのでは無いかと思います。この辺りはお釜の説明の時に再度詳しくお話致します。
 
豆は現在30種類位を販売しており、如何にも種類が増えてしまった感は否めませんが、これも後でお話しますが、豆屋と言うのは自然に種類が増えて行ってしまうものなのです。
 
豆の焙煎度合いは深いりがメインです。フレンチロースト(深煎り)が中心でシティロースト(中深煎り)も良く売れています。ハイロースト(浅煎り)もありますが、販売量としては少ないのでは無いかと思います。
 
売上は、現在年間3,000万円位ですが、減りも増えもせずここ数年はそんな売り上げになっています。
 
ここまででもう長くなりすぎましたので、次回に続くと致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?