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ウイルス性結膜炎と気持ちのほどけと

少し前にぽろりとつぶやいてましたが、ウイルス性結膜炎にかかってました。
はじめ、たかが目の充血とちょっとしたゴロゴロ感…と思ってたのだけど、思った以上にきつかった…。

目のゴロゴロ感を感じてから1日〜2日で両目が真っ赤に充血!からのまぶたの腫れがひどくて、発症から2〜3日後には涙がとまらない上に、5分と目を開けていられない状態になった。
しかもめちゃくちゃ感染力が高く、接触で感染(涙ついたりとか、目を擦った手でどっか触ったりとか)してしまうので、とにかく息子にうつさないよう神経を使った。授乳中に涙落とすとか普通にありえたもんな…。

病院にいくと、ちょっと状態が重いとのことで、眼科の専門医を紹介され、その足で向かった。その日は祝日だったので、緊急外来に駆け込み、しかも運良く眼科の先生が自宅から出動&対応してくれることになった。

ホッとしたのも束の間、この眼科での処置がトラウマ級にきつかった。

ウイルス性結膜炎の特徴なのか、炎症の具合が重いとまぶたの中に薄膜を形成するらしい。それがあると、点眼薬の浸透を阻害するうえに、そいつ自身が目を傷つける原因になるとのこと。というわけで、それを取り除かねばならないとのこと。ほーどうやって?と思ってたら、はいここに頭のっけて〜、大人しくしてね〜と言われて、まぶたの中を綿棒でグリグリ擦られて薄膜を取り除かれた。文字で伝わるかもしれないけど、ほんっっとうに痛かった…。正直出産よりも痛みのキツさで言えばはるかにキツかったです…。出産、帝王切開だったから麻酔効いてたしね。麻酔ってすごい。

結膜炎による涙か、治療による涙か分からないけど、処置後もとにかくボロボロと溢れる涙と、ボロボロのメンタルと、いくつもの目薬と共に帰宅。赤ちゃん見なきゃいけないのに、自分がこんな状態でどーすんだよ〜とメソメソしてました。

結局発症から1週間ほどは目の充血と痛みが続いてたのですが、上記の処置をしてもらって、目薬使い続けたら発症から2週間+数日くらいでほぼ元通りになりました。
でも体験したことのない充血度合いと目の痛みだったので、発症から1週間の間はものすごい絶望感がありました。治るんかなこれ、みたいな。結果治った。ほんっっとうによかった。
今回の件で心身の健康大事にしようと心から思いました。じゃないと息子の世話どころじゃない。

発症中、かなり夫に支えてもらってなんとか乗り越えることができました。息子の面倒もそうだし、家事やら何やら。仕事休んでもらった日も何日間か。本当にありがたかった。産後のうらみは一生っていうけど、感謝も一生ものだと思う。

今回結膜炎にかかったことで、普通にやれてたこともやれなくなった。いろいろ諦めがついたのか、いままであった緊張感みたいなものが、結膜炎の快方とともに解けていく感じがした。副次的なものだけど、それ以降、無意識にあった「ちゃんとしなきゃ」の呪縛が解けたような気がする。

病気やっちゃったのは本当に落ち込んだけど、もうこれを越えるトラブルはしばらくないだろうと思うと、なんだかやっていけそうな気持ちになった。息子が生まれてからずーっとこの言葉を言ってる気がするけど、無理せずゆっくり生活を回してこ。

ウイルス性結膜炎やってる間、意外と体験談に出会わなかったので、備忘録的に記録しました。綿棒グリグリ、本当にもう二度とやりたくないので、衛生には気をつけて生活してこうと思います…。

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