2022年の方向性


ゲームアーキテクトの米元です。

すでにもう年始からだいぶ経過しておりますが、改めまして2021年の振り返りと2022年の方針などについて書いていきたいと思います。

といっても、内容的には自分の備忘録代わりで、ややまとまりがなく特に有意義なことがあるわけではないのですが、それでもご覧頂けるという方は、そのまま下へスクロールして頂けると幸いです。

2021年の振り返り

去年は色々と情報発信を始めたりとした1年でしたが、今年はさらに強化していきます。とはいえ、形は変えようと考えているので、それも踏まえて後ほど書かせていただきます。

そして、一番大きなポイントとしては、会社の理念を、再度「数値遊びの創造」に戻しています。

結局我々がやるべき使命は何か?を散々考えた結果、数値を用いて新しい遊びを生み出すということにたどり着いたからです。

そして、やはり数値で遊びを創るならば、最も相性が良いエンタメはゲームなので、我々としては引き続き何らかの形でゲーム創りに関わっていきたいと思いますし、その色をより濃くしていくつもりです。

数値遊びの創造への2つのアプローチ


そして、そのためにやるべき事は大まかに分けて戦略としては2つあります

1つ目が、この人たちの作るゲームだったら遊んでみたい、と思って頂けること(BtoC)。そして2つ目は、この人たちとなら一緒にゲームを作ってみたい、と思って頂けること(BtoB)。この2つを強化していきます。

この人たちとなら一緒にゲームを作ってみたいと思って頂けるように(BtoB)


 先に2つ目のお話になりますが…確かに、弊社はゲーム設計や数値面は得意ではあるのですが、当然ながらそれだけでゲームを作ることは出来ません。

ゲームには作り込まれた世界観やビジュアル、そして尖った面白い遊び方が必要ですし、それを実現するためのプロデュース力、ディレクション力、プランニング能力、実装するためのエンジニアリング技術やデザイン能力、そして広く知ってもらうためのマーケティング能力、そして実際に日々の運用や開発を行うための諸々の力が必要です。

これらすべてを自社単体では出来ないので、他の会社さんと連携させていただき、開発に関わらせて頂く、というのを引き続き行っていきます。

このあたりについては、これまでも色々な形でゲーム会社さんのお手伝いをさせていただいたり、協業させていただいたりと、色々なタイトルに関わらせていただけましたが、今後も引き続きより緊密な関係でご一緒させて頂くこと目指していきます。

すでに、リリース予定の3年近く前から関わらせていただいているタイトルもあったり、リリース企画段階前からのご相談も増えつつあるなど、少しずつゲーム開発の一部として役割を果たしていくチームとして前進しております。

この人たちとなら一緒にゲームを作ってみたい、と思って頂けるように(BtoC)


一方で、もう一つ重要なことである、「この人たちが作るゲームなら遊んでみたい」、と思って頂けるようになるところですが、こちらの活動については、今までほとんど行ってきていなかったので、ここも行っていきたいと思います。

情報発信について


 この2つは、簡単に言うとBtoBとBtoCの2軸で活動を行うとも言えるのですが、両方ともに共通して必要なのが、情報発信です。

そして、昨年含めて、色々な形での情報発信をしていった結果、「動画」と「トークセッション」に力を入れていくことにしました。

トークセッションはともかく、いきなり「動画?」と思われたかもしれません。実は、ここまでの過去の情報発信の中で、他の方法に比べて比較的うまく行ったのがこの2つだったからです。

トークセッションは各種イベントやクラブハウスで色々と実施させていただいていたので、なんとなくイメージが付くと思いますが、動画については、少し過去の経験を書かせてください。

実はかつて、動画投稿に真剣に取り組んでいた時期があり、当時ニコ動で累計300万再生 くらいの投稿者をやってました。

最盛期の頃は動画を投稿すれば、ランキングに載ったりするなどして、一つの動画で数万再生まで伸びるような勢いがありました。

投稿した動画も1万再生行かなかったら消すなどしていたので、250万くらいのデータしか無いですが、消したのも含めると300万は行っていました↓

ニコ動のKPI(削除していない動画のみ)

その時の戦略についてはまたどこかで…とは思いますが、とはいえ動画経験については昔の話なで、今の状況で上手くいくかは全然わからない状況です。
なので、全くのゼロからもう一度スタートする形になります!

逆を言えば、このNoteやTwitter、Facebookでの情報発信の頻度はかなり少なくなっていくかと思います。(動画のシェアなどは除く)

中長期的に目指す数値遊びの創造


では、具体的に何をやるのか?というお話ですが、「NFTゲーム」を主として取り組んでいきます。

もともとNFTもといブロックチェーン関連は、数値遊びの創造やシミュレーションとかなり相性がいいので、ここで何かやろうということはかなり前から決めていましたし、おかげさまでブロックチェーンゲームの開発に関わらせていただいたり、NFTアート関連の事業なども手掛け始めることが出来ました。

ただ、うちのようなベンチャーがどうやって強みを生かしてやっていくのか、そこについては試行錯誤を繰り返しているところです。

そういった事情もあるので、弊社でシミュレーションやゲーム関連の動画を作り、市場の反応などを見ながら、新しいNFTでの数値遊びを模索している段階です。(プロセスエコノミーという表現がそれに近い形かもしれません)

実は、NFTゲーム自体が我々が取り組むべきものかというところについては、少し違う視点を持っております。というのも、「NFTでの生まれてくる新しいゲームはNFTゲームという形ではないかもしれない」という可能性も考えており、実際自社内でもNFTゲームではないNFTでのゲーム、というものにチャレンジしています。

ここには書ききれないくらい色々と試しているので、直接お話させて頂く機会がありましたら、詳しくお伝えさせていただきます。

さいごに


と言った感じで、とりとめもなくひたすら戦略を書いてまとめたくらいの感じになってしまいましたし、どっちかというと社内メンバー向けに改めて整理して書いたというくらいの雑な文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

このあたり、興味がある方や、ご一緒いただけそうな方は、ぜひお声がけ頂けると嬉しいです❗

【お知らせ】


プレアナでは、「数値遊びの創造」で新たな価値を創造すべく、ゲームを中心としたエンタメの面白さの数値化に日々取り組んでいます。

最近は「数値遊びの創造」を体現するゲームとは違う遊びを提供するNFTプロジェクトにも取り組んでいますので、そんなちょっと変わった取り組みを、一緒にやっていきたい!という方は、ぜひこちらのWantedlyページまでご連絡ください。また、

「データ分析はなぜ失敗するのか?」
「売上が長続きするゲーム設計の秘訣」
「NFTゲームでのバランス設計のポイント」

など、アプリゲーム開発運用に関するセミナーも実施中です!アプリゲーム開発運用を行っているチーム単位で実施しておりますので、詳しいお問い合わせや日程調整はこちらにてお受けしております。

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今後は頻度は落ちますが、Twitterでも時々何かつぶやくかもしれません…


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