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「いちねんのうた・九月」Tokkoさん詩

Tokkoさんがカレンダーのイラストに添えられた12の詩に、私が一年がかりで曲付けしていくコラボの第九作、九月の歌です。

つきがきれいな
よるだから
よかぜのさんぽ
ひょん ほむ とん

Tokkoさんの九月のカレンダー詩より

私はこの九月の詩に、幻想的な雰囲気を感じました。
この「ひょん ほむ とん」も、たまらなく素敵です♪

「ひょん ほむ とん」を口ずさんでいたら、上の楽譜のようなメロディができました。
使った音はㇾ・ミ・ソの3つだけ。
鼻歌メロディです。

このようにメロディが単純だと、アレンジの幅が広がります。
音が3つだけですので、五音音階の和風のアレンジで秋の夜風の雰囲気を出してみようと思いました。

歌の伴奏楽器は琴と尺八、と行きたいところでしたが、適当なDTM音源の手持ちがなく、洋楽器のもので代用しました。
琴の代わりはルネッサンス・リュート、尺八の方はスロバキアの民族楽器フヤラを使っています。

ルネサンス期の8コーステナーリュート(レプリカ)
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:8-course-tenor-renaissance-lute-04.jpg
フヤラ(fujara)
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bratislava_Hauptplatz.jpg


歌は、VoiSonaのChis-Aです。
幻想的な秋の夜空と秋の風を感じて頂ければ幸いです。


ところで、今年の一月から始めた「いちねんのうた」シリーズは、六月の歌までの6曲をギター伴奏アレンジにして、7月に公開しています。

ギター伴奏アレンジを作ったのは、Tokkoさんが弾き語り風に演奏できるように、ギターコードを付けたことがきっかけでした。
いまのところ前半の六月の歌までですが、7月以降のものは12月の歌が完成した後で、まとめて公開する予定です。

今月の歌について申しますと、ギターコードはもう出来上がっていまして、Tokkoさんに楽譜を渡してありますので、Tokko in Wonderlandらじお☆彡で近く聴けると思います。

そちらは和風のアレンジではありません。
普通、コードを付けると洋楽風になるんですが、そちらはどちらかというと無国籍風かもしれません。

Tokkoさんの9月のカレンダーイラストと詩はこちらの記事にあります。


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