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まるで一本の木のように
ふみさんの詞に曲を付けまして、ふみさんに歌っていただきました。
タイトルは「まるで一本の木のように」です。
私は曲付けの前に、作詞の経緯や詞の意味を作詞家さんに聞くことはありません。
詞は、自分なりに解釈して自分の音楽で表現します。
この詞が作詞された経緯も、曲を初めて公開した時にふみさんのコメントを見て知りました。
詞自体はとてもわかりやすくて、だいたい私が想像した通りでした。
ただ時には全く意味を取り違えていたこともありました。
ふみさんはお優しい方なので、コラボで文句を言われたことは一度もありませんが、ほかの方だとボツになることもありました。
まあ、音楽の感じ方は一通りではありません。
双方の思いが違っていて、詞と曲にずれがあったとしても、それはそれで面白いこともある。
というのが私の考え方です。
詞を私なりに解釈したものをお見せしましょう。
解釈ですので散文的です。
というか、詩的センスがないので散文的です。^^;
コンサートを聴き終わっての帰り道、つつじが植えられた歩道を歩いて駅に向かうふみさん。
駅前の横断歩道の向こうにフクロウ交番が見える。
そして、その上をモノレールが走っていった。
その光景とコンサートの感動とが、まるで一本の木のように一体化して幸福感に包まれるふみさん。
ということで、この詞が生まれたのでしょう。
でも実際のところは、ふみさんから聞いて下さい。
これは私の個人的な解釈ですので。^^
この詞に出てくる「フクロウ交番」は、調べたらすぐわかりました。
JR千葉駅東口のすぐそばにある「千葉駅前交番」です。
交番の頭上を千葉モノレールが通っているのが決め手でした。
下の画像はフリー素材で見つけた千葉駅前交番の写真ですが、建物の上にモノレールが走る線路と橋脚の一部が見えています。
さて、私もコンサートを聴き終わった帰り道で、幸福な気持ちになったことがあります。
また、山歩きした帰りの電車の中で、いきなり幸福感に包まれたことも。
どちらも、たぶんエンドルフィンが脳内に分泌されるためだと思うのですが、実に不思議な感じがします。
曲は、ふみさんの歌にピアノとヴァイオリンの伴奏を付けています。
以前にYouTubeで公開されたものは、Friedlanderのヴァイオリンを使いましたが、今回は新たにストラディバリ・ヴァイオリンに替えて、マスタリングをやり直しています。
お聴き頂く皆さんの脳内に、エンドルフィンがちょこっとでも分泌されることを、心より期待しつつ。^^
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