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「花釣り」(ふみさん詩)をふみさんに歌っていただきました

「花釣り」はふみさんとのコラボ最新作です。
詩は、昨年ふみさんがnoteにアップされています。

最新作といっても、詩を頂いたのは3年くらい前になります。
3年越しの付曲とは、我ながら実にのんびりしたコラボになりました。

この歌は、ごく普通のシンプルなギターの伴奏アレンジです。
ギターはよく使われる楽器ですが、私がふみさんの詩に付曲した30曲近くの歌の中で、これが初めてのギター伴奏アレンジの曲になりました。

それもそのはず、私が作ったギター伴奏曲の第一号は、今年七月に制作したTokkoさんとのコラボ「いちねんのうた(一月~六月)ギターアレンジ版」だったのです。

「いちねんのうた」の前半6曲をギター伴奏のアレンジに作り直したのは、Tokkoさんのギター弾き語りの便宜を考えてのことでした。
そこで使ったコードは、Tokkoさんが弾きなれた7つほどの基本的なコード。
曲もそれぞれ短いものでしたので、ギター伴奏アレンジの初歩を練習するにはうってつけの題材でした。

その後、9月にQioさんの詩で作らせて頂いた「明日の岸辺」も、Tokkoさんがギター弾き語りで歌うことを考慮して作ったものです。

そして、今回ふみさんの詩に付けた「花釣り」は、3つめのギター伴奏コラボということになります。
そして、使うコードに制限を設けずに制作したギター伴奏曲としては、最初のものになりました。

「花釣り」は、ふみさんにアップして頂いています。
ギターはDTM用の「にせもの」ですが、歌は本物です。
どうぞふみさんの歌声でお聴きください。^^



さて、引き続き音楽屋のごたくコーナーです。

今回の話題は、

「ギターを触ったことがない音楽帳工房が、ギター伴奏アレンジをどうやって作っているのか?」

です。

話はごく短いです。

どんなアレンジにする場合でも、私はたいてい最初にピアノでドラフトを作ります。
私はピアノを使いますとコードが小刻みに変化する曲が出来上がるので、そのコードのままではアコギでの演奏に支障があります。
そこで、ドラフト版のコード進行を簡略化して、小節ごとに一つか二つのコードを配置します。
ただ、コードを小刻みに変えざるを得ない場合もあります。
そこは、熟練の技で素早く弦を押さえる前提で、最大4つまでコードを配置しています。
Tokkoさんの弾き語り用にアレンジしたものでは2つまでです。
この「花釣り」では最大4つ。
そして「花釣り」はコード自体もけっこう難しいと思われます。

コードの押さえ方は「muuu-ギター中毒になって人生を2倍楽しもう!!」というサイトで調べて、難しいのかどうか判断しています。
そこでは、コード毎に指盤を手指で押さえている写真が掲載されていまして、解説もとてもわかりやすいのです。
実は最初、電卓をギターの指盤に見立てて、電卓を左手で下から包み込むように持ちまして、四指でキーを押さえてみたのです。指盤のどこをどの指で押さえるかを、絵で図解してあるサイトを見ながら。
そうしたら指が吊りそうになりました。^^;
そこで、上記のサイトの説明を頼りに、コードの難易度を判断するようになったわけなのです。

ということで、今回は実に情けない制作裏話になりました。^^;



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