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すてきな心の架け橋

今日、dot.さんから、世界にたった一つの手作りのスカートが届いた。

配達員から手渡されたゆうパックの包み紙は、粘着力が極めて高い荷造りテープで封印されている。
そこに、手作りの品を大切に届けたいという、dot.さんの心配りを感じた。
万一のことがあってはいけないので、鋏を使わず、手指で苦労して開封。

開封するや、目に飛び込んできたのは、猫がダンスしている素敵な絵柄。
踊る猫たちは、透明なビニール袋に入れられている。

だが、どこから開けるのか、開け口が見つからない。
思案していたら、別の用を済ませた家内が来て言った。

 ちょっとかして

ひったくるようにして私から取り上げると、おもむろに鋏を取り出した。

おいおい、丁寧にやれよ!

そう言いかけたが、その必要はなかった。
彼女は、袋の隅に慎重に切れ目を入れてから、鋏の片刃だけでスーッと開封した。
踊る猫たちを取り出すと、それは袋状になっていた。

なるほど。
踊る猫たちの生地で作られたバッグの中に、スカートが入っているのか。

取り出したスカートを見て、家内が声を上ずらせて言った。

 素敵っ!!!!!
 ちょっと着てみるから、写真撮って!

私の方は、踊る猫さんバッグを、飼い猫たちに見せびらかそうと思って、階段を登りかけた。

まてよ、猫に爪でも引っ掛けられたら大変だ。
猫たちが届かないところに置いて、連中をおびき寄せよう。

そう思って、バッグを階段上部の隔壁にかけて、連中の名前を呼んだ。
かわらは、すぐ来ると隔壁の上に登って、上から覗きこむようにしている。

ういっずかわら4


しばらくすると、かわらは、一番寛いだときのしぐさを見せてくれた。

ういっずかわら5

すりすりしている!!

バッグの肩掛けに付いていた匂いに反応したのか。
とすると、dot.さんか、あるいは、dotちゃんの匂いだろうか?
(ここ、ドットの有無にご注目!)

もう2匹の方は、ぐっすり寝ているようだ。
近づいてこなかった。

まもなく、普段着の上に猫柄スカートという格好で、家内が現れた。
しかも、スリッパ履きの埴輪スタイル。

いかにも、不活性おどろおどろしているが、むしろその方がいいかも。

口には出さず、猫を撮るついでに、一枚だけ撮ってやった。

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ということで、dot.さん!
素敵なスカートとバッグ、ありがとうございました。
家内共々、御礼申し上げます。
そして、大切に使わせていただきます。

それから、皆さん!
このnoteというコミュニティ、私たちの心と心をつないでくれますね。
ホントに素敵な心の架け橋です。

この架け橋は、私を通して、家内までつながったように思います。
その家内から、言葉ではありませんが、メッセージがあります。
それは、5年ほど前に家内が描いた「猫マンガ」です。
色鉛筆でラフにスケッチしたもので、短編の学園マンガになっています。
けっして読みやすいものではありませんが、明日から、4日連続で投稿する予定です。
お時間がありましたら、ぜひ目を通して頂ければ幸いです。

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