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2022-23シーズン シーズン後インタビュー① Jalen Johnson

Jalen Johnson シーズン後インタビュー

 惜しくも負けてしまったAtlanta Hawksだが、選手たちは今シーズンをどう振り返るのか。第1弾は今期素晴らしい躍進を遂げたJalen Johnson選手のインタビューをお送りします。

鮮やかなウィンドミルダンクをかますJalen Johnson選手

Jalen Johnsonとは

 Jalen JohnsonはAtlanta HawksのSF/PF。背番号1。ファンからのニックネームはJJ。チーム内では、速攻の先鋒役、リバウンダー、ディフェンダーを務める。外角のシュート、FTはまだ研鑽中ではあるが、持ち前の視野の広さと身体能力を活かしたプレーでローテーションを掴み取った。文字通りチームに勢いをもたらす不屈の男。

インタビュー訳

シーズンを振り返って
『俺達は好調だったと思ってる。負けちゃったけど、全力でやりきったと思ってるよ。俺達は勿論まだ完成途中だけど、俺達の作り上げたいものを作り上げられると思ってる。だから俺はこのチームで次はどんなことが出来るか、今から楽しみだ。』

このオフシーズンはどういったことに取り組みますか?
『俺が出来ること全部やって、俺自身を最高の状態に持っていくよ。俺が自分のゲームの強さも弱さも含めて色んな所を改善できるようになれば、より偉大な選手への道も開けるだろう。この夏にやることは沢山ある』

今期は何か得るものはありましたか?
『ハイライトがいくつかね。俺はチームメイトと一緒にプレーするのが好きだし、浮き沈みも経験のひとつだと思う。そのなかで自分なりに楽しさを見つけることが自分の成長への経過を示してくれると思ってる。試合に出れなかったときも、試合に出れるようになったときもそうだね。そういう考え方が俺にとっては最大のハイライトだと思う。一日の終わりにスナイダーHCと練習でやったことを整理してそのとおりに試合でプレーするのが楽しかった。チームのために俺達は成長し続ける。俺達はいつだって同じ歩幅で進んでいくんだ。それは素晴らしいことだと思うよ』

ピストンズ戦、ジャンプシュートを決めるジェイレン・ジョンソン選手

コーチからはどんなアドバイスを?
『深く考えすぎず、自分の最高のプレーをすることかな。それはプレーメイクだったり、正しいプレーをすることだったり。コーチたちは皆俺を支えてくれた。俺に自信をもて、考えすぎずにやってこいと言ってくれた。だから自分らしくいられたし、その言葉に救われた。自分でボールをもってコートを走り回ったり、チームのために何かをもたらしたり、正直思ってもみなかった。チームメイトたちがいつでも支えてくれた。本当にそれが大きかった。特にこういう若いチームではそういう支えがあることはとてもありがたいよ』

コートサイドで話し合うクイン・スナイダーHCとジェイレン・ジョンソン選手。彼がジェイレンをトランジションの先鋒として起用

時折コートサイドでスナイダーHCとやり取りしていましたが彼とはどんなことを話していますか
『彼は俺達にいつでも最高の状態でいてほしいと思ってる。だから俺達も彼とはよく1対1で会話するんだ。彼は俺が思い付きもしなかったようなことを色々教えてくれた。彼がこの数ヵ月で助けてくれたことは山のようにあるよ。だからこの夏に彼とワークアウトするのが今から楽しみだ』

ファンはあなたがスティールしたりトランジションする姿に非常に興奮していましたが、今期一番のダンクはどれですか?
『お気に入りのダンクを決めるほどまだダンクはしてないと思うけど、そうだな、難しいかも。ちょっと考えてみるよ。俺はシーズン序盤のウィンドミルダンクが印象深いな。あとはそうだな。今すぐに決めるのはちょっと難しいかもな。俺のお気に入りはさっき言ったやつだけど、いつでもファンが大盛り上がりするのは大好きだよ。特に皆が跳び跳ねるくらいのやつはね』

来年はダンクコンテストに呼ばれると思いますか?
『いやいやいやいや。それはない。今のところあんなにクリエイティブなダンクはできないよ』

既に来期が待ち遠しいですか?
『あぁ。そりゃね。来期が早く来てほしいよ。多くの人に次のステージに上った俺をね。今年ようやくその足がかりを掴んだ。それはプレーオフの雰囲気やプレーオフのなかでもぎ取ってきたものだ。見逃したくないものだったり、なりたいものの一欠片だ。今はただ俺が欲しいものを会得したらどれだけの選手になるかを考えただけでもゾクゾクする』

次のサマーリーグについては話があがったりしていますか?
『全くそういう話はしてないな。確かなことはなにも言えない

デジャンテ(同チームメイトのデジャンテ・マレー)との間柄について
『デジャンテがやってきてから、俺にとっては兄貴みたいなもんだ。彼に助言をもらうこともあるし、ああいう年上のリーダーがチームにいることは、まぁ、皆年上ってほど離れてないけど、彼は何が出来るか、出来ないかをわかってるから。もしパスしてがら空きだったら、シュートを打てるし、タイムアウトのときにも俺に「打てよ、打てよ」って言ってくれる。ジムでトレーニングしてても、彼がトレーニングしてる俺を見てくれてるし、個人的に彼と過ごしたこの一年は楽しかったよ。それから俺の成長にも間違いなく繋がった』

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