23年ドラフトインタビュー① Landry FieldsGM+Kobe Bufkin
ドラフト終わってしまった
ドラフト、終わっちゃったね……。
終わってしまったんです!!!ムムム!!!
……じゃねーんだよなぁ
ということで、もうドラフトを終えました。すなわち1年の半分を通り過ぎたということです。次のシーズンが始まるまでにやることは多いぞおこめ!
でも個人のもんだから、全力で全部回収しようなんて気はさらさらねぇぜ!!!
と余談はさておき、鳥類のドラフトの結果は、こうなりました。
Atlanta Hawks
15位 Kobe Bufkin
39位 Mouhamed Gueye
46位 Seth Lundy
NewOrleans Pelicans
14位 Jordan Hawkins
ペリカンズのジョーダンに関しても別途記事設けてやっていこうと思います。ここではホークスのGM、Landry Fieldsさんと、ドラフト直後のKobe Bufkin選手のインタビューを取り上げて、長い奴が来たら、別でやるかもしれないし、やらないかもしれません。
(Bufkin選手のインタビューは番記者さんがやってるわけじゃないから、変な質問見ても広い心で許してあげてね)
余談ですが、アメリカ時間の翌週月曜日にホークスの方はルーキーの入団会見が行われるようです。毎年のようにBob爺ちゃんと、それからルーキーたちと、多分GMも一緒に。youtube上がると思うので……。
Landry Fields GM
『今日が特段長い夜だったというつもりはない。長い週だった。今日は3人のルーキーを迎えられたことを嬉しく思っている』
・コービー・バフキン選手を15位で指名した理由について、また彼がどのようにチームにフィットするかについて
『最初に私が彼に会ったときに、我々の求める選手リストの一人に加えたくらい、彼にはものすごく興味をひかれた。そして彼が試合を愛していることはすぐにわかった。私は以前にもHawks DNAについて触れたことがあったが、それってのは試合の中で愛情を注がれる選手のことで、そしてすべてをもたらす選手だ。そういう観点で言えば、彼は疑いようもない選手ということだ』
『彼は我々がシカゴでインタビューしたときにも信じられない位の人だと思ったくらいの大きな瞬間だった。彼はとても成熟したゲームの視座を持っていて、卓越したIQを感じさせた。それだけじゃなく、彼は十分な自信も持っていて、とても流動的な選手だ。オンボールでもオフボールでも、ディフェンスでも我々に大きなものをもたらしてくれる。そして、彼は若くまだ発展途上だ。彼はもっと良くなっていくだろう。我々にとって素晴らしい選択で、彼を迎え入れられたことに喜んでいる』
彼はチーム内でどのような役割を担い、この組織でどのような運用をしていくか、計画をお持ちですか
『彼はどのポジションでも大丈夫だろうけど、彼はチームにフィットするのは間違いない。彼はHawks DNAを持っているし、素晴らしい才能を有している。彼は明らかにガードだし、彼の強みの中の一つはそのディフェンス力にある。彼が大学入りたての頃から見たらわかると思うけど、そこから今年彼は大きな飛躍を見せた。彼が実際にチームメイトについて話し、彼が新入生のときにチームで最高のディフェンダーであるとどのように思ったかについて話したことを信じてみることにした。そして我々は彼が今の彼になるためにチームメイトたちと何度もフィルムを見ることになったことへの努力の結果を見せてもらったと思っている。我々はワークアウトを通じて彼のことを広く理解した。彼には既にどのようにチームに合わせるかの感覚も備わっている。そういう選手を我々は探し求め、彼がこのチームに加わったという訳だ』
・バフキンを1,2番のどちらで起用するつもりでドラフトしましたか
『彼はさっきも少し話したけど、オンボールでもオフボールでも活躍できる選手だ。加えてディフェンスでも優位に立ち回れる。彼が活躍の場を広げていけば、もっとよい選手にだってなれる。彼の身体能力にシュートレンジが加わり、そして今のディフェンススタイルを昇華させていけば、更にいい選手になるだろう。ディフェンスでも1,2,3,4番につける。少なくとも1~3番相手にはついていけるだろう。4番は少し様子を見る必要があるだろうけどね。彼は真っ白なキャンバスのような選手だ。ここから何色にだってなれる選手だ。遅かれ早かれ、チームと合流し、コートに立つことだってあるだろう。その姿が目に浮かぶよ』
・ドラフトした彼らはサマーリーグで見ることができますよね?
『無論そうだ。選手たちの体調に気を配りながら、彼らをみんなの前にお披露目できるだろう』
・2巡目で指名したセス・ランディの指名理由について
『ここでは明かせない我々がワークアウトで指名するか否かを定めた3つの観点があるんだけど、セスはちょうど最終日のワークアウトでここでそれを見せてくれた。彼は我々がずっと狙っていた選手だった。彼は本当に我々の目をワークアウトで釘付けにするくらいのことをやってのけた。シューティングには秀でた技術があるし、粘り強くプレーをしてくれる。彼がここで我々に示したものが、彼がペンシルバニア州立大で長い間やってきたものの一部だった。彼の技術もさることながら、彼の性格もチームに合うと思った。彼とも素晴らしいものを築き上げたいと思っている。彼らを選手として大きく成長させていきたいと考えているよ』
Kobe Bufkin
・あなたはアトランタでNBA選手としてプレーする機会を得ました。チームにフィットするかどうかを尋ねる前に、今日の着こなしについて尋ねさせてください。この服装で今日を迎えようと思った理由について。
『これはJulianが作ったもので、ブランド名はBetter Daysというものだ。彼は今見てもらってるようなベージュの外観を思いついた。両手にしてる時計やブレスレッドを際立たせてくれる。全体的に彼は素晴らしい仕事をしているよね。彼にはすごく感謝している』
・非常にあなたらしさを感じますね
『うん、ちょっとね。これはボクの個性。ボクなりのスタイルがあるんだ。特別な日だから、特別なことをしたくなったんだよ』
・アトランタがあなたを指名した瞬間、どう思いましたか
『気持ち的にはほっとしたね。勿論嬉しかったし、色んな感情が湧いてきた。実はアトランタに家族がいるんだ。家族と今日のことをお祝いできるの、今から楽しみにしてるよ。家族の何人かがミシガン州のグランドラピットってところに住んでるから』
・アトランタはあなたが行きたがっていたチームだったのでしょうか、それともほかにありましたか?
『正直ちょっとびっくりしたかな。ただ、彼らが興味を持ってくれてるのは根底にあって指名してくれたから気持ちとしては嬉しいよ。彼らと競い合うのは確かに楽しみだね』
・チームのどういうところに興味がありますか
『彼らが勝とうとも負けようとも、彼らが最後まで戦い抜くことを知ってる。トレイとデジャンテが引っ張っていくチームだしね。このチームには合うと思うし、すごくうれしいよ』
・トレイ・ヤングやデジャンテ・マレーとどんな風に共存できると思いますか
『デジャンテとボクが組んだら、相手にとってディフェンスの脅威になると思うよ。ボクが相手とマッチアップしてるときに木陰から彼が飛び出てきたりするエキサイティングなディフェンスが見せられるかもしれないし、同じ時間帯でも彼らと十分に機能するだろうね。トレイとは彼はオンボールで強い存在感を発揮する選手だから、ボクがオフボールでプレーすることで存在感を見せられると思うし、うまくいくと思ってる。俺達はきっとA(Atlantaの略称)でうまくいくさ』
・大学時代の1年目から2年目への飛躍もすごかったけど、これからNBA選手としてどんな飛躍をしていきたいか
『大学時代はとにかくディフェンスだった。正直に言っちゃえば、ボクは誰もガード出来てなかった。自分ではできてるつもりだったけど試合後フィルムを見てみると全然そうじゃなかったんだ。フィルムを見終わった後でワシントンコーチだったり、スタッフたちとディフェンスを改善しなければならないってことにようやく気付くことができた。それが出来たから2年目はいいシーズンだった。オフェンスのリーダーとしても点を取ることでチームを引っ張ることができた。そういう努力をやめるつもりはないよ。持続的に積み重ねていく。だって、ボクはその大事さを身をもって知っているからね』
・君の名前はコービーブライアントから由来しているものだと思う。NBAでも1時代を築き上げたレジェンドだ。彼は色んな物事に影響を及ぼしてきたけど、君とってのコービーはどんな選手?
『まさに今言った通り、この名前はコービーが由来なんだ。両親がボクにバスケットボールを勧めてくれて、ここまで来ることができた。両親はいつだってベストを尽くせと教えてくれた。あとになって、その言葉がコービーがよく使ってた言葉だって知ったんだ。そういう意味ではコービーのDNAはみんなが思ってるのとはちょっと違った感じでボクの中に流れていると思う。彼のバスケットボールへのひたむきな姿勢は、とびぬけてるよね。でも、俺もひとつまみでもいいから、そういうひたむきさを持ってプレーしていたいし、それを次の世代につなげていけたら嬉しいよね。俺にとっては大きすぎるけど、それでも俺はそうありたいと思ってる』
・ファンは君を得たことでどんなことが得られる?カメラに向かってよろしく
『ありったけの気力と、積み重ねた技術。アトランタ。これがボクだ』