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今日、誰のために生きる?

書店で平積みされている本帯に、「効率よく生きたければ生まれてすぐ死ねばいい。」
この文に惹かれて手に取った。

効率よく生きたければ生まれてすぐ死ねばいい。人間はいかに無駄な時間を楽しむかっていうテーマで生きている。
その答えがアフリカのブンジュ村にある。
この本は、日本人としてなぜ、誇りに持てるのか、僕らが失いつつある、「幸せを感じる心」を語っている。
日本人は、お金のために効率を求め、他人の目を気にして「いいね」を求め続けた結果、一番大事な「心のゆとり」を失った。
でも実は、無駄とか、しょうもないことの中に、幸せっていうものがある。
喜びとは?
仲間とは?
仕事とは?
幸せとは?
これらについて考えることができる。京都府生まれのペンキ画家、SHOGENさんの実話である。

はじめに、この本の題材の村
アフリカブンジュ村の幸せ3箇条とは

1.ご飯が食べられることに幸せを感じられるか。
特に、感謝の心を持って、丁寧に味わうこと。

2.ただいまと言ったら、おかえりと言ってくれる人がいるか。
特に、コミュニケーションを大切に、そうやって挨拶できる存在がいるかどうか、そういう環境にちゃんと、身を置いているか。
また、自分も「おかえり」と声をかけ、人を大事に思う気持ちがあるか。

3.抱きしめられたら、温かいと感じる心があるか。
人と人が触れ合った肌の暖かさがわからなければ、その人の言葉にも温かさや思いはのらないのである。

人と話す時は、その人を抱きしめるようにして話すのよ。とブンジュ村では教えられている。

幸せとは何か、どんなことなのか、心に響く言葉や行動がたくさん出てくる。ブンジュ村にはそんな温かいところがたくさんあった。

はじめに、この本の題材の村
アフリカブンジュ村の幸せ3箇条とは

1.ご飯が食べられることに幸せを感じられるか。
特に、感謝の心を持って、丁寧に味わうこと。

2.ただいまと言ったら、おかえりと言ってくれる人がいるか。
特に、コミュニケーションを大切に、そうやって挨拶できる存在がいるかどうか、そういう環境にちゃんと、身を置いているか。
また、自分も「おかえり」と声をかけ、人を大事に思う気持ちがあるか。

3.抱きしめられたら、温かいと感じる心があるか。
人と人が触れ合った肌の暖かさがわからなければ、その人の言葉にも温かさや思いはのらないのである。

人と話す時は、その人を抱きしめるようにして話すのよ。とブンジュ村では教えられている。

幸せとは何か、どんなことなのか、心に響く言葉や行動がたくさん出てくる。ブンジュ村にはそんな温かいところがたくさんあった。

幸せとは
いくつか紹介

なかなか寝れないのに対して、フラミンゴの羽の上ならよく眠れるんじゃない?と、温かい言葉を日常的に使う。
温かい言葉の中でも、「絶対できるよ」と、みんな君のことを信じている。なぜこのようなことがすぐ言えるか、それは自分の言葉に責任を持っている。そして、人の背中を一番に押してくれるのは「信じてる」って言葉だと分かっているから。

また、お腹いっぱいになったら嬉しい。だから踊り、歌う。喜びに溢れた時、喜びを素直に表現する。

挨拶でも
挨拶とはとりあえず言うものではない。相手の顔を見て、その人の状態を感じて声をかける。
だからおはようの型がない。
例えば
おはよう、今日は私は自分の人生を生きるね。
おはよう。今日は誰のために生きる?俺は自分のために生きるから、それでは。
等多彩な挨拶がある。

仕事でも
自分の仕事を誇りに思っている。
自分の仕事に興味を持った子どもに対して、やりがいや誇り、喜びを語って聞かせる。
しかし、仕事のために自己犠牲にしない。
仕事を誇りに思っているが、それよりも今、目の前にいる人をとても大事にすることを大切にしている。

失敗しても
失敗しても誰も責めない。子どもは、失敗をする大人を見て安心して未来が描ける。
失敗していたら、「人間らしいね、かわいいね」って言ってあげる。
生きていく上で一番大切なのは、人間らしさ。
歳を重ねれば重ねるだけ完璧になるのではない。人間らしくなっていくんだと語られている。

挑戦する
挑戦すると言うことは新しい自分に会えると言う行為なんだよ。挑戦には失敗がつきものだけど、いつか失敗のネタが尽きる時が来る。そしたら成功しかない。

自分を大切にすることで、相手も大切にすることができる

人の心には喜びのグラスというのがある。自分のグラスをまず満たして、そこから溢れた時、その溢れた愛情で人のためにしてあげたらいい。
自分を絶対に置いてけぼりにしてはいけない。
「自分が自分の一番のファンでありなさい。」
愛は注がれたものからしか、愛は与えれない。
自分自身が愛に満たされていたら、自分の行為全てに愛が宿ると考えている。

心にゆとりを持つことが大切
感謝の気持ちを伝えたいって思う心は、心に余裕がある時。
感謝の気持ちを伝えると言われた相手も嬉しい。それだけでこっちも嬉しい。それだけじゃなく感謝の気持ちを伝えるとたまにすごいことが起こる。

あきらめることも
あきらめる時間が来ると言うことは、今から真の休息の時間になるということ。
あきらめる時間が来ることの幸せ

たくさんの小さな幸せが一番の大きな幸せだとこの話を読んで感じた。
無駄を大切にし、自分の喜びをみつける。
第二章では、幸せがずっと続くこの村のエッセンスをひすいこたろうさんが現代版にしている。ぜひ手にとってみて欲しい。
とにかく温かくなる話であった。


自分の喜びを生きていく時、人は自然に自分らしくなってくる。
自分が幸せになれる思い込みの魔法をもっと自分にかけたほうがいい。
その一瞬一瞬を味わい、感じるということが、生きるということ。

今日誰のために生きる?
今日も自分のために生きよう。


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