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読書メモ『嫌われる勇気』

『嫌われる勇気』著者:岸見一郎/古賀史健

とても有名な一冊なのに、まだ読んだことがなかった本です。
タイトルがなんとも素敵。まさしく勇気をもらえそう。

この本を読もうと思ったきっかけは、直近で「あ・・・、これ、嫌われたな・・・。」と思った出来事があり凹んでいたからです。
30年以上生きてきて今までも散々人から嫌われてきたのに、今更気にするなよ、と自分に言い聞かせながらも、やはり凹むものです。笑

この本を読んで勇気を出そうと思い、手に取りました。
印象に残った点は以下3つです。

1. 私はこの人に何を与えられるか?
2. われわれは何かの能力が足りないのではない、ただ”勇気”が足りていない。
3. 世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない。

1. 私はこの人に何を与えられるか?

職場において、周りのメンバーに対して、自分は何を与えられるか考えてみました。

実務の知識。思考の手助け。安心感。いい職場の雰囲気。良い点を見つけて伝えること。

いつも出来ているわけではないのですが・・・もっと周りに良い影響を与えられる存在になりたいと思っています。忙しいとついネガティブな発言をしていまうこともあったので、これからはやめます。前向きな発言に変えます。

2. われわれは何かの能力が足りないのではない、ただ”勇気”が足りていない。

”能力不足を言い訳にしない”
グサリと刺さります。が、能力が無いわけではないんだ!とポジティブに捉えることもできます。勇気が足りていないだけ。

自分に足りていない勇気とは、
人に話しかける勇気。今までのやり方を変える勇気。新しいことを始めてみる勇気。嫌なことをやめる勇気。人に頼る勇気。

たくさん出てきます。一度に全部は難しいですが、少しずつ自分を変えていく努力をします。

3. 世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない。

誰かが変えてくれるのを待ってしまっている自分がいました。が、そんなことは誰もしてくれるはずはなく、自分が勝手に期待して、そして勝手に失望したりイライラしていただけなんだと気づかされました。
変えたければ、変わりたければ自分から行動する。
そして他人には強制しない。

以上が『嫌われる勇気』を読んで考えたことです。
悩みの本質をついてくる、本心を見抜かれて思わずドキっとする内容の本でした。
人間関係に悩んだときに、また読み返したいです。

ありがとうございました。

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