見出し画像

ストレッチの重要性について|意外と知らない効果

ストレッチが重要であるということは、すでに広く知られている事実ですが、具体的に「なぜ重要なのか」「ストレッチを行うことでどのようなメリットがあるのか」などについては、正しく理解できていない方がほとんどです。
そこで、今回はストレッチの重要性について、詳しくご紹介します。

ストレッチの重要性について

ストレッチには、さまざまなメリットがあり、健康面・ダイエット面などに良い影響をもたらします。まずは、ストレッチの重要性について、理解を深めていきましょう。

パフォーマンスの向上

運動前にストレッチを取り入れることによって、「運動のパフォーマンスを向上する」といったメリットがあります。
ストレッチというと、柔軟性を向上させるイメージがありますが、筋肉の温度を高めたり、神経からの伝達速度を速めたりする効果も期待できるのです。
実際に、プロスポーツ選手も本番前・練習前などにストレッチを取り入れているケースが多いもの。パフォーマンスを重視したい場合は、運動前のストレッチが必須といえます。

怪我予防

ストレッチには「怪我予防」の効果も期待できます。
身体の柔軟性が低下している状態で激しい運動をすると、思いがけず筋や筋肉を傷めてしまうリスクがあります。
また、柔軟性が低いと、転倒など突然の事態で大きな怪我をしやすくなるため注意が必要です。
しかし、運動前にストレッチを済ませておくことで、怪我の予防につながり、安全に運動を楽しむことができます。
とくに「普段あまり運動をしない」「運動時は激しい動きが多い」などの方は、運動前にストレッチをしておかないと、深刻な怪我を負うリスクが高いです。
運動をする際には必ず、怪我予防のためにストレッチを行うことをおすすめします。

筋肉の疲労回復

ストレッチには、筋肉の疲労回復効果も期待できます。
運動後、筋肉には疲労がたまっていますが、こうした状態を放置してしまうと、身体のだるさや不調、パフォーマンスの低下につながってしまいます。
しかし、運動後にストレッチを行えば効果的に筋肉の疲労を取り除くことができ、身体の回復を早めることができるのです。
ただし、運動後のストレッチはテンポ良く行うのではなく、ゆっくりと呼吸に合わせて行うのが理想。30秒ほどかけて、ゆっくりと筋肉を伸ばすイメージでストレッチを行ってください。

リラックス効果

あまり知られていませんが、ストレッチには「リラックス効果」が期待できます。
ストレッチを行うことで、副交感神経が優位になり、ストレスの軽減につながるのです。身体だけではなく、心のリラックスが実現できますので、現代で活躍する方々に重要な工程といえるでしょう。
ただし、リラックス効果を期待するのであれば、ゆったりとしたテンポで時間をかけて行うのが理想です。

画像1

ストレッチの種類

ストレッチにはいくつか種類があります。それぞれ、適切なシーンや効果、影響などが異なりますので、正しく把握しておきましょう。

スタティックストレッチ

スタティックストレッチとは、ゆっくりと体を慣らすイメージで行うストレッチのことです。一般的に行われてることが多いストレッチで、時間をかけて筋肉を伸ばします。
また、スタティックストレッチは筋肉への負担が少なく、運動初心者の方でも安全に身体の柔軟性を高められる方法です。

ダイナミックストレッチ

ダイナミックストレッチは、文字通り身体を大きく動かすイメージで行うストレッチのことです。
体幹を意識しながらさまざまな動きを取り入れ、身体を温めながら筋肉を伸ばしていきます。また、パフォーマンスを高める効果が期待できますので、運動前の「ウォーミングアップ」として取り入れることもおすすめです。

バリスティックストレッチ

ダイナミックストレッチよりも、さらに大きな動きを取り入れたストレッチが「バリスティックストレッチ」です。
バリスティックストレッチは、いわゆる「ラジオ体操」が該当するストレッチで、はじめは可動域の狭い動き、そして徐々に大きな動きへとシフトしていくストレッチ方法となります。
反動をつけて行うストレッチですので、無理をすると身体を傷めてしまうリスクもあります。身体の調子を見ながら、慎重に行いましょう。

ストレッチの重要性について正しく理解しましょう

今回はストレッチの重要性について詳しくご紹介しました。
ストレッチは健康面、ダイエット面に良い影響をもたらしてくれるうえに、運動のパフォーマンス向上やけが防止などさまざまなメリットがあります。
身体の機能を高めるうえでも、ストレッチは重要な動きといえますので、習慣化して生活の一部に取り入れることもおすすめです。
現在、スポーツ業界での活躍を目指している方や、健康・ダイエットの意識が高い方は、今一度ストレッチの重要性について考えてみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?