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青春賞受賞!!(第6回ライト文芸大賞)

お久しぶりです。
なんの成果もあげず、noteに書けるような明るいニュースもないまま、下半期を迎えるのかと思った昨日、2023上半期最後の日に、ずっと待ち望んでいた奇跡がおきました!
アルファポリスさんで開かれていた「第6回ライト文芸大賞」にて、青春賞というテーマ別賞に選出されました。
作品がコチラ↓

この作品、元々はエブリスタ×スターツ大賞で賞最終選考に残った作品であり、完結は2021年2月のこと。
残念ながら、その時は大賞を逃してしまったのですが、この後長きに渡って様々なサイトに出没することになりました。
カクヨム、魔法のiらんど等、挑戦しまくりましたが、どこでも弾かれてしまいまして、今回辿り着いたのがアルファポリスさんのライト文芸大賞でした。
どうせ、出すなら磨きをかけるぞ~!と改稿に踏み切ったんですが、さてどこを?
昔いただいた書評によると「王道すぎる」らしい。
でも、王道好きなのでごめんなさい、それに読んでくれた人たちはこのままが好きって言ってくれたし、ホンットごめんなさい、で、実際にやったことは現地参りです笑
感情ミュートという作品は三月の函館から始まります。
同じ時期に行ってきました、帰省旅行現地取材でございます!←
寒かった、大荒れの日に着いちゃったもので。
でも、リツと朝陽の出逢った場所。有名な坂道、この辺りにじっちゃんの家があるんだよね。そうそう漁火通り、ここをリツと父さんは軽トラックで走ったんだよ。美味しいハンバーガー屋さん、リツたち四人は今もここで集ってる、そんな気持ちで観光取材しました。
特にインパクトが強かったのは風の吹き荒ぶ、二人の出逢いの場所ですね。
磯の香りがものすごく強くて、近くに民家は数軒あれど人の気配も感じられず。
うん、ここならばあのシーンに繋がる、と描写を濃くできた気がします。
住んでる時はわからなかった気づきは他にもいっぱいありました。
ひとつは、その出会いの場所までの動線、最初は市電+徒歩でしたが、バス+徒歩に(実際電車だとちょっと無理がある場所でした)
他には、大沼で観光遊覧船に乗った二人ですが、あの時期はまだ遊覧船動いてませんでしたので、乗せないことに。
あとね、函館北斗駅での新幹線のホームへのエスカレーターは上がるんじゃなくて下るだった、等ね。
細かなシーンをちょこまかと変えたんですよ!
が、実際一つだけ変え損ねた箇所を後で発見したもので、こちらはいつか変えさせてもらえたりするんだろうか……と、ドキドキです。
ただ、色々物の動きを変えたり、描写を濃くしたりはしましたが、実際の物語のストーリーは何一つ変わってないと思います。
つまりは、王道のままなんですよ。
なので、相性ですよね、きっと。
この作品は、ライト文芸大賞に出逢うために、ずっと待っていたんだって、そう思ったらいつか味わった悔しさもぶっ飛びました笑
さて、七月もまだまだいっぱい賞の発表があります。
ほんの少し前の私ならば「どうせ私は最終に残して貰ってもそこから零れる人なんで、ええ」と卑屈になっておりましたが、ようやく「そんなことはない、あきらめなければいつかは夢が叶うんだぞ」と自分に言い聞かせることができ、少しだけ自信がついた気がします。
でも実際、発表前になるとナーバスな気分になっちゃうんですけどね。
今回からは少し肩の荷を下ろしながら待てそうな気がします(気だけ?)
そうそう、ライト文芸大賞、青春賞にはもう一作「春の真ん中」佐々森りろさんの作品が選出されたのですが、実はめちゃくちゃ仲良しさんなんです!
「感情ミュート」の最終ページにあるイラスト、あれは佐々森りろさんからの贈り物なんですよ、すごくないですか?
こんな偶然、あるんですよ!!笑
だから必然だった、そう思ってます。
「感情ミュート」をずっと私の代表作、代名詞、好きだと言ってくださった方々に深く御礼申し上げます。
二年越しのいい報告ができました!
今後も努力を重ねてあきらめずにがんばっていきたいと思います!
下半期、勢いづいていきまーす!


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