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エクアドル★うちの近所

自宅待機は明けたものの、まだ車がない。仕方ないので徒歩で行けるところを、毎日うろついている。こちらにはゲーテッド・コミュニティー(いわゆる「居住地区」と言われる住宅街)がいくつもあって、私もその中の一つに住んでいる。コミュニティーの周りは高い塀で囲まれて、その中にたくさんの家が建っている。入り口には警備員が立っていて、訪問者は許可がないとは入れない。治安も比較的、コミュニティー外の住居エリアよりは安全らしい。

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コミュニティーの中で安全なはずなのに、それでも高い壁で囲まれた家が多い。日本の住宅街とは違って、家の色も形も様々。家の大きさも異なって、たまに人が住むには不便なんじゃないかと思うくらい大きな家もある。朝の8時前後になると、たぶんそれらの大きい家で働いている家政婦さんや庭師、プールの清掃員や警備員さんたちが出勤するので、通りの人の往来が少しだけ多くなる。コミュニティーの中にはショッピングエリア、公園、教会やヨットクラブもあったりする。

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最近、ネットフリックスで「Selling Sunset」というロサンゼルスの不動産会社で働いてる綺麗な女性たちの日常を描く番組を観ている。番組の中で観るロサンゼルスの家は「みて~。うちの家すごいでしょう。」と言わんばかりの開放的な派手な家が多いけれど、ここの家は高い壁で中の豪華さを隠そうとしている気がする。ちなみにヨットクラブの近くになればなるほど、家が大きくなる。写真で納めようとしたけれど、高い壁とで阻まれているか、大きすぎて写真に納まらなかった。

私は自分のコミュニティーしか知らないけれど、多分、コミュニティーごとに格付けや雰囲気が違うのだと思う。私たちの近くの別のコミュニティーは家もコミュニティー内施設も贅沢にできているのだそうだ。行ってみたい・・・。

散歩途中の公園で2匹のイグアナに遭遇。イグアナの写真を撮っていると、かわいい女の子が、「あ、ワンちゃんだ~。」的なノリで「イグアナだ~~。」っていって駆け寄ってきた。お母さんも「本当だ。イグアナね~。」みたいな感じで、イグアナが公園にいるのは鳩を観るのと同じ感覚なようだ。さすがに、イグアナをナデナデはしなかったけど、日本人だったらイグアナに噛まれることを心配して、見た瞬間に避難しそう。

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「イグアナを大切に。」の看板が公園には立てられている。イグアナはこちらでは怖い存在ではないのだ。

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