「君たちみたいだね」と言われて腹が立った映画
私は、撮られる人。
彼は、撮る人。
二人三脚で、ずっと「撮影」を続けてきた。
彼の「一人の人を撮り続けたい」夢を叶えている途中。
撮り続けた先に何があるのかは、未来のお楽しみということで私達は日々の撮影を続けている。
いつも仲良く撮影をしているわけじゃない。
仲良く撮影してる方が少ないかもしれない。
自然体を撮りたいという彼の願望ゆえ、私の気分に関係なく撮ってくる。
喧嘩してても泣いていても怒っていても撮られる。
彼が撮りたい時に撮らせる、それが私にしかできない「一人の人を撮り続けたい」とあう彼の夢を叶える方法。
お互いに正直で嘘が付けないから、喧嘩はいつも正面衝突。
そんな姿を見兼ねた知人が
「まるで君たちみたいだね」
と独り言のように言って教えてくれた映画。
それが、
「One day 23年のラブストーリー」
この映画は、 プレイボーイで自由な男性と真っ直ぐでしっかり者の女性がお互いに好意を寄せながらも思いを伝えられずに友達。そんな2人の関係が徐々に変化していく23年間を描いた恋と友情の物語です。
ラストには驚きの展開が待っています。
この映画を教えてもらった時、ちょうど大きな喧嘩をして大嫌いな時だったのでとても嫌でした。
「どんなに喧嘩しても最後一緒になってしまうなんて😡」
という気持ちと
「なんで分かり合えるのに23年もかからなきゃいけないんだ!」と
映画を見ている最中ずっと腹が立っていました。
「君たちみたい」と言われ、自分に当てはめてみていたからですね。
「なんではっきり言わないんだ」と何度腹を立てたことか。
きっと、はっきり伝えない自分自身に腹を立てていたんだと思います。
本当の気持ちを伝えるだけなのに
心の距離が近いと、何故か距離がある人より気持ちをきちんと伝えることが出来ない。
そんな感じで、客観的に自分の行動を振り返るきっかけにもなりました。
この映画を教えてもらった当時は、腹を立てましたが
今となっては教えてもらってよかったと思います。
世の中にこんな作品があってよかった。
私は、23年もかけずに今の気持ちをちゃんと伝えようと思いました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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