写真の撮られ方#33
この日は本当に寒かった。
昔ながらの仏間に、エアコンはない。
築数十年のこの家は障子やガラス扉のあちこちに隙間がある。
標高の高い場所にあるこの家は、とても寒い。
辛うじて暖を取れるストーブがあった。
昔ながらのストーブで、油断すると火が大きくなる。
こういったストーブを見るのは初めてで、火傷しそうで怖かった。
寒いから温まりたいけど、衣装が溶けてしまうのが怖くて近づくのが怖い。
でも寒い。
そんな気持ちでいた。
腕が赤くなるまで温まって、撮影に挑んでいた。
また、撮影に戻るためにストーブの前に座っていた。
そんな時を撮られた。
「え〜、今撮るの?」
そんな顔。
この後も、しっかりこの衣装で撮影した。
しかし、Ojitooleさんはこの写真を選んだ。
本当に不思議な人。
撮ろうと思って撮った写真より、偶然撮れたシチュエーションの写真を選ぶOjitoole。
でも、この写真を選んだのはOjitooleさんらしい。
やっぱり、変わらずこういう写真が好きなんだなと思った。
この衣装はすごくお気に入り。
サイズがとても合ったし、昔の写真の中にいる人みたいなデザインが新鮮で楽しいから。
写真展では、この衣装で在廊しようかなと思っています。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
F展は、3月18~21日 11:00~19:00
在廊は18.19日
場所は、広島県広島市中区小町3−1 サンライズ小町
是非会場でお会いしましょう✨️
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