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個人作家から一歩踏み出し中

noteでは主に靴のことを書き出してきました。
でも今は靴の仕事をしていないです。
靴の企画デザイナーを10年経験してきたので、覚えている内に誰かのお役にたてればいいな、とnoteに記しました。
シューズデザイナー視点でまた何か書き足すかもしれないし、書き足さないかもしれないです。

で、今は何をしているかというとバッグと革小物作っています。  
https://www.ricca-tokyo.com/

そして来月ぐらいには自分で企画したインソールの販売を始める予定です。
今の私の商材はバッグとヘアゴムとインソール!
人に説明するのにまだまだ言葉がうまくまとまっていないです。


個人作家になったきっかけ。

2015年に個人作家として手作りサイトで活動を始めました。


10年間、企業デザイナーとしてたくさんの靴を作ってきたけれど、企業のブランドの為の靴であって自分が欲しい靴を作ってきたわけではないこと。

年間100型ぐらいの靴を企画するけど、そんなに自分は新しいモノを欲しいわけではないよね、とモヤモヤしていたこと。

これからは企画者の熱量があるものでない、表面的なモノ作りをお客さんは見抜いてしまうのではないか?と、なんとなく、でも確信を持って感じていたこと。

色々要因はあれど、この3点のモヤモヤを向き合うことにして個人作家になりました。
たくさんの商品を作るのではなく、わたし目線で長く使っていきたいパートナーのようなアイテムを提案しています。
何度も試作し、販売しても修正を繰り返したシンプルなバッグとヘアゴムは定番として5年目に入ります。


個人作家からの一歩


手作り作家としてサイトでは売れてくれたけど、個人作家として製造〜販売まで1人でこなす限界を感じたり、安くつけてしまった金額に苦しんだりしました。
このことから、素材や金額を見直して卸も始めることにしました。

そして作家活動で家に籠もる毎日でインソールの重要さに目覚めてしまいました。
疲れやすくなってしまった足にテキメンに効く!疲れにくくなる!
電車や街を見渡してみると、ぐったりと壁に寄りかかっていたり、足を引きずるように歩く人達がたくさん。
あぁ、インソール勧めたいなー。でも勧めたいインソールないよね。
じゃぁ自分の良いと思うインソールを作ろう!
と3Dモデリングを学ぶところからインソール企画を始めました。

これからnoteに綴っていきたいこと

私は「個人作家から出発の一歩」が全然わからなくて四苦八苦しました。
個人作家から小さくブランドを始めたことについて書いていきます。

3Dモデリングを始めて自宅で3Dプリンターで試作→製品化した過程について書いていきます。
主にインソールの製作過程になるのですが、3Dプリンターの値段もどんどん下がってきたので、個人でモデリングして製品にするハードルは低くなっていると感じています。

そんな個人作家からの一歩を少しずつ綴っていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

#個人作家  


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