限界点を知ろう

みなさんは
自分の限界点を知っていますか？
限界点まで行ったといえるコトがいくつありますか？

人が自分の限界を知っていることってすごく大事なことだと思います

だって
それがあるから
まずは自分のコトがよくわかり
さらに物事の良しあしも有難みも輝きにも気づけるから.....♫

もし、自分の限界を知らなかったら
一定の経験値を超えた後　あなたの心に感動はなくなるでしょう
感動もなく、物事への興味も薄れ、無味無臭で色のない人生を生きるだけになります

いろんな経験をして限界点を知るからこそ
限界を超えていくことができることを理解できるのです
経験がもたらす恩恵とは　なんと奥深いことか.....（笑）

「限界を決めるのは誰でもない自分自身だ
その設定をもっと高くすれば、もっと高く飛び上がることができる.....」
てな感じの言葉を何かの本などで見かけたことはないですか？

でも昔、私たちがまだ小学生のころかな.....(笑)

「人間は、鍛えればバネになる」

という言葉とともに　どこかの部族の人がぴょんぴょん飛び跳ねるCM
ありましたょね?（笑）

「もう無理だ.....」と限界を決めるのは自分
限界を決めることをやめれば、まだまだ超えていくことができる
 

さて、限界点といっても
ある時は最高地点であり、ある時は絶対値とも言いますが

その昔、私は美容師をしていました
カットができるようになり、スタイリストデビューを果たし
しっかり一人前として活躍を始めたころ、とあるカットで限界点を終えてしまいました

ここでいうヘアカットで限界を超えるとは
これ以上切ってはいけないとか、これ以上短くしてはいけないとか
これ以上根元にハサミを入れてはいけないといったそれぞれの人の頭の形と生え癖と髪質と希望する髪型に応じた限界点があるのですが
それを超えてカットをしてしまったということです

結果.....わかりますよね？
限界点を超えたカットは大失敗になるということです（苦笑）

失敗の挽回（.....いや、修正だな）ができるほどに髪が伸びるには最低でも２か月は必要で
その間失敗されたそのお客様はずっと憂鬱な気分で過ごさなければならないわけで
その時　そのお客様に 鏡の前でしくしくと泣かれました

あれはキツかった.......（涙）

でもそのおかげで

その後二度と、誰であってもどんな癖の髪であろうとも
限界点を超えてしまって失敗することはありませんでした
限界点を超えることで
次に何が起こってくるかを予想できるようになったからです

これは人の内面、メンタルの部分にも当てはまります

怒りの限界点
悲しみの限界点
嫉妬の限界点
真実の愛の限界点
喜びの限界点
（うれしいことに関しては最高地点ですね(笑)）

これらは全て人によりその高さも深さも色も太さも大きさも何もかも違います
まぁ、比べることはできないので実際どうなのかはわからない部分でもありますが
でも、感じる気持ちはみな同じです

そしてこれらを知ることで
これ以上行っちゃうと私の心は崩壊するとか
これ以上はやっちゃうと私には責任が取れなくなるといった予測ができるようになります
あるいは幸せなことなら、常に常に喜びに満たされることでしょう

この限界点を知らない人は
毎日 〝不安〟の中に生きているのと同じです
きっと本人は意識していないと思うけど.....だって限界を知るその醍醐味を知らないから(笑)
（無知は罪とはよく言ったもので.....（笑））

誰かを愛することも
誰かを憎むことも
〝死〟以上の悲しみや失望感にさいなまれることも
その時に感じる切られるより痛いその痛みのほども
そして、大事な誰かと底なしに愛し愛される幸せを経験することも

それらを知らない、イコール、自分を知らないことになり
自分にとってホントは何が喜ばしいことで、実際何が幸せなことで
何をするべきではなくて、何をするべきなのか
実は何を今すぐにでも手離さなければならないのか
何にもわからない状態だから.....

限界点を知っていると
限界点ではない全ては幸せの種になります

例えば悲しいことでいえば
限界に到達しない全てのことは、甚だしく喜ばしいこととして体感されます
だって、限界ほどつらくはないから
「これくらいのこと、なんてことないや！」と思えるでしょう？
だから例えばあなたが嫉妬の限界点を知っていれば
少々の嫉妬の元になりうる火種も、まるで赤ちゃんを見るかのようにほのぼのと感じ、痛くもかゆくもないわけです（笑）

これが例えば幸せなことの場合は
究極の幸せ地点を知っているがゆえに
幸せを見まごうことはないでしょう
偽の幸せに惑わされることなく、自分にとっての真の幸せを追い求めて
前へ前へと足を踏み出していけます

でも、みなさんこの限界点を知る方法についてどうしたらいいの？
と思うでしょうか？

それは、なんでも経験することです
これしかない(笑)

不器用でも、わがままでも、カッコ悪くても
その時に自分ができる精いっぱいで
壁にぶつかりながら生きるのです

こんな事したらいけないんぢゃないか？　とか
ほんとはこうしたいけど、人から見た自分はそんなタイプではないからやっぱりやめておこう　とか
そんなことは考えてるうちは限界は見れない

進む先が真っ暗で何も見えなくても
あるいは、たとえその先に奈落が待ち受けているとわかっていたとしても
実際それがどんなにか人に迷惑をかけ、どんなにか人を傷付けるコトであろうとも

おびえながらでも進むのです

すると
良くも悪くも限界へと押しやられます（笑）

限界を怖がることはありません
限界へ落ちたらあとは上がるしかないですから（笑）
しかも
限界へ落ちてこそ初めて差し伸べられる究極のヘルプが存在します

人はそう簡単に命までとられないしね（笑）！

となると、逆にこれが究極の最高地点に到達した場合は
「落ちていくしかないってことじゃん!!」　って思うでしょ？
でも違うんだな.....(笑)

上がったものは実は落ちない
落ちるとしたら自分の心掛けが足りていないってことと
そこが究極の最高地点ではなかったということです
最低の限界点を知ってそれを生きる糧にできるなら
最高地点の自分をも二度と失うはずはなく
逆に最高の自分を知っているからこその最高の自己像ができあがり
魂は最高地点を保つようになります

すると、最高にしか反応しなくなって見極めもでき
最高のものを引き寄せるようになっていく

なので
上も下も、究極の限界点を知ることは
それこそが、そしてそこからが、
自分の人生を豊かにするスタート地点なわけです

さぁ

まずは生きてる喜び感じて生きてください
そして
貪欲に、まだまだ経験値を上げてやるんだと
毎日の出来事を楽しみましょう！

あなたの思うままに、自由に！

今日もありがとうございます

寒くなってきましたからね
うがいなどしてみな様ご自愛くださいませ♥


　のりこ