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繁殖ワンコを引き取ってみたら

バレンタインの日にボーダーコリーの繁殖ワンコを譲渡してもらいました。

チロルという8歳のメスで、先住ワンコのリッチーの姪っ子です。

「譲ってほしい」という先約者が数件あったにも関わらず、なぜかスムーズにパシール家の長女になりました。


繁殖ワンコも流石に8歳ともなると、ちょっとお疲れ気味になります。

犬舎としても産まないワンコを置き続けるよりも、引退させて誰かに飼ってもらえることが理想です。


温厚な性格のチロルは犬舎で相当の厄介者ワンコとルームシェアをしても、何一つ問題がなかったとのこと。

譲渡前にも3回ほどリッチーと一緒に会いに行きましたが、飼育員さんたちの「チロル」という声かけの様子で、愛情たっぷりに育てられてきたワンコであることは分かりました。

また、譲渡予定時間の3時になっても、3~4人の飼育員さんたちが名残惜しそうにチロルの写真をパシャパシャ撮り続けていました。


そもそもチロルを我が家に迎えた理由は、リッチーが11歳になり、いずれ避けられない「別れ」を緩和してくれる存在が必要だと感じたからです。

加えてリッチーと縁続きであれば、尚のこと愛おしくなるだろうと。


パシール家には過去に最多6匹のワンコがいた時期があり、2匹くらいなら大丈夫だと思っていました。


ただ、今回は、ちょっと難解かも知れません。


まず、繁殖ワンコは「お座り」「待て」などの、しつけがされていません。

トイレも居間のど真ん中にされてしまいましたし、フツーの家庭で暮らしたことがないので見るモノ触るモノすべが新鮮です。

例えば、ついていないTV画面に映る自分の姿や鏡を見てシッポを振ったり、挑発してみたり。

そりゃ、犬舎には鏡はなかったでしょうからね( ´艸`)

そのほか、笑えない問題がチラホラ見え始め、この先、ちょっと心配になりました。


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