RiBLA Broadcastアップデートのお知らせ②(2022/01/22)
本日、クローズドβテスト実施中のVTuberになれるツール「RiBLA Broadcast」をアップデートしました。※クローズドβテストに参加いただいている皆さまには、別途詳細な案内メールを送信しております。
【更新内容】
下記の機能向上を行いました。
・顔と身体の「傾き具合」「ひねり具合」の調整機能を追加
・カメラとの距離に応じたピント調整機能を追加
・矢印キーによるキャラクターの移動に対応
・自動の表情変化を無効化する機能を追加
・UI非表示、全画面表示に対応
①顔と身体の「傾き具合」「ひねり具合」の調整機能を追加
今回のメインとなるアップデートです。これまでは顔だけが常に正面固定されていたため、横を向くと身体だけが傾いてしまい、下記のようにキャラクターが違和感のある姿勢になってしまいました。
しかし、今後は「顔の傾き・ひねり」「身体の傾き・ひねり」の度合いを個別に調整することができます。これにより、以下の画像のように顔・身体が同じ方向を向くため、より違和感のない表現が可能になります。
身体の傾き・ひねりの値を、顔よりも少し低めに設定する(動きづらくする)とちょうど良い表現になります。お好みにあわせて調整してください。
②カメラとの距離に応じたピント調整機能を追加
お使いのカメラにより被写体深度が異なるため、カメラと近すぎる/遠すぎると、カメラベースのリップシンクが適切に機能しない場合があります。
最終的にはカメラのスペックに依存してしまうため、カメラとの距離を調整いただく必要があるのですが、ある程度アプリ側でも調整できるように機能追加しました。
操作画面上の「カメラとの距離」を見ると、カメラに近すぎるためゲージが「近い」に極端に寄ってしまっています。このゲージが中心の「ちょうど」くらいになるように、左右のボタンで調整します。その結果が以下です。
カメラが認識している口の開きにあわせて、キャラクターの口も開くようになりました。状況に応じて、細かく調整してお使いください。
③矢印キーによるキャラクターの移動に対応
矢印キーにも対応したことで、キャラクターをほんの少しだけ動かすという微妙な調整が可能になりました。(詳細は以下の動画をご覧ください)
④自動表情変化を無効化する機能を追加
基本的に、RiBLA Broadcastは「モーション、表情が自動で変化する」ことに主眼を置いたツールです。実際に配信や動画収録を行う際は、ゲームコントローラーやマウスなど何らかを手に持っていることが多く、何かを持ったり、センサーを身に着けたりする邪魔になる可能性があるためです。
しかし今回、自動の表情変化については「ON/OFF」を切り替えられるようになりました。(詳細は以下の動画をご覧ください)
これにより、処理がだいぶ軽くなるためキャラクターの動きをスムーズにすることができます。このモードでは、表情は画面下部にあるボタンを押すことで切り替えてください。
リップシンク(口パク)は変わらず機能するので、マイクベース/カメラベースでお好きな方に設定してお使いください。
⑤UI非表示・全画面表示に対応
操作画面にあるUIを非表示にできるように修正しました。「画面左のカメラ設定1~3」ボタンを押すことで、必要なものだけを非表示にできます。
また、画面左の「全画面」ボタンを押すか、キーボードの「F11」を押すことで、全画面表示(画面左・下のUIも非表示にする)ことができます。
OBSなどの配信ツールで画面キャプチャする際にご活用ください。
今回の更新は以上です。
引き続き、1月~2月にかけて機能向上を行っていく予定です。
・カメラの認識範囲を拡大する
・腕の動作精度を向上させる
などなど…。特に、腕の動作は手を振る表現など、まだまだ改善の余地があると思っています。そのうえで、2月中(予定)にオープンβ版を公開し、誰でもダウンロード・使用できるようにしようと考えております。
開発の進捗は、クローズドβテストのdiscordサーバーや、YouTube Liveで毎週木曜に配信中のRiBLA Laboratory生放送で随時報告いたします!
【クローズドβテストご参加はこちらから】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc15z7VkJcAKUfVhYl5ylXCEJ0d27x4a9yV4lGsZU5zmO4slg/viewform
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お問合せはメールで【ribla-cs@av.avex.co.jp】までご連絡くださいませ。
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