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手放す③

本当の自分を見つけるために、わたしが手放したもの その2
それは、「家」である。

簡単に自己紹介すると、高校卒業まで田舎の実家で暮らし、大学入学を機に関西へ=ひとり暮らしスタート。
いまは関東でOL・ひとり暮らしをしていて、かれこれ8年くらいひとり暮らしをしている。

誰もが、ひとり暮らし=家探し、賃貸アパートやマンション、という思考になると思う。わたしもこの8年間、ひとりで暮らす=アパートやマンションを借りるのが当たり前だと無意識に思っていた。


だけど、都会は家賃がとても高い。
大手企業に勤め十分なサラリーをもらっているひとにとっては大した問題ではないのかもしれないけど、中小企業の少ない賃金で生活しているわたしにとって、家賃はとても大きな問題だ。


家賃が安ければ安いほど嬉しいけど、それなりに綺麗で便利な家がいい。
女のひとり暮らしで、とくにわたしは身体が小さめなので、住むエリアの治安は気になる。

とか考えながら、なんとなくスマホでだらだらと新居探しをしていたのだが、ふと、

本当に家って必要だろうか?

と思うようになってきた。

別に何も、わざわざ高いお金を払って賃貸を契約しなくても、他に方法があるんじゃないか…?

都会なら、シェアハウスやゲストハウス、エアビーなど、安く長期滞在しようと思えば、賃貸以外にもいろいろ選択肢があるはず。


そう思い、すぐに調べてみると、家具家電完備・個室鍵付きのシェアハウスなどが、安ければ5万円ほどで掲載されている。

そしてさらに調べていくと、「アドレスホッパー」という生活スタイルのひとがいることを初めて知った。

「アドレスホッパー」とは、簡単にいうと、決まった家に定住せずにゲストハウスやホテルを移動しながら生活するひとのことを指す。


わたしはもともと、コロナがもう少し落ち着いたら、ワーホリか何かしらの手段でしばらく海外に行こうと思っていたので、今使っている家具のほとんどはいずれ処分することになる。
どうせいずれ捨てるなら今捨てても同じことだ。

もともと物をあまり所有せず、身軽でいるのが好きなので、身の回りの荷物もそれほど多くない。

この「アドレスホッパー」という生活は、わたしに合っているかもしれない。
将来の海外渡航に向けて貯金もできる。


思い立ったら即動かずにはいられないタイプなので、
すぐに数件のシェアハウスを内見し、その中のひとつがとても気に入ったので、すぐに契約し、アドレスホッパーとしての第一歩を踏み出した。

いまは引っ越しに向けて荷物の処分やらパッキングやらをしているところだ。

新居での生活が始まったら、また随時レポートしていこうと思う。

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