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【ふらぐ通信】2023年4月号

 こんばんは。
 安直な人間なので、ライブを観てからというものすっかりBUMP OF CHICKENにハマり直しています。『pinkie』生で聴くまでは死ねませんよね。

 さて、今月もFlagmentをお読みいただきありがとうございました!
 依然として不定期更新が続いてしまっているこの頃なのですが、お届けする記事一本一本に注ぐエナジーは過不足なくお送りしているつもりです。

 今月は約半年ぶりの県外Flagment。
 KAZZさんのお話を伺いに、仙台へお邪魔しました。

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 KAZZさんは、ここ数年のzanpan作品のレコーディングでお世話になっているエンジニアさん。
 仙台のスタジオFUNNELを営まれています。

 基本Flagmentのオファーなんて、コンテンツの重量感的にどう頑張っても無茶振り的になってしまうもんなんですが、その分OKいただけた時の喜びも大きく、KAZZさんに関しても非常に快く引き受けてくださいました。

 それにしても、まさかフィギュアスケーターとして大きな大会やチームにその名を連ねていたとは………!!!
 Flagmentも1年半近くやってきましたが、驚きの大きさでいうと群を抜いているかもしれません……。メンバーもびっくりしていましたし、誰よりも僕がその場で聞いていて一番びっくりしました。
「そんなにすごい体験をたくさんした上でも、それでもやめてしまうものなんですね」と問うた僕に対し、KAZZさんの答えは至ってシンプルに「自分の意思ではなかったから」と。まじめに、一生懸命やるだけではなく、それを能動的に楽しむ気持ちやエキサイトがなければ、本当の意味でのリスペクトや励みにはなりえないものがある。まさに今現在やられている仕事にも通ずる精神性の根幹を見せていただけた瞬間でした。

 そしてその「現在やられている仕事」で、僕らも大変お世話になっているわけですが、記事でも言っていたようにKAZZさんの大きな特徴の一つがタイトルにも据えた「表現者目線」というところにあると思います。
 今までの僕の短い音楽キャリアの中でも、お世話になったエンジニアさんは皆さんもれなく素晴らしく、それぞれ独自のフィロソフィーやポリシーをしっかり携えておられました。
 その方々と比較をするでもなく、優劣、貴賤、勝敗なんかがあるでもなく、「表現者目線」はKAZZさんの一個のパーソナリティーだなと思うわけです。ご自身が音楽を楽しみ、そして舞台に上がっていた、まさにその経験を最大限に活かし、まるでリハーサルスタジオで一緒に曲を練っているかのような寄り添い方で、その曲の一番いい形を目指す。
 僕が例に挙げていた「サビでサビ感を出せ」というディレクションは僕自身が本当に言われたことで(確か『めんどくさい』のラスサビだったと記憶しています)、まさにその曲のライブ感、ドライブ感というか、脈動みたいなものを大事にしているんだなということを肌で感じた上での取材でしたし、僕もまさにそういうことをより深く伺いたくての取材でもありました。

 先日のzanpan企画にお越しいただいた方はお分かりかと思いますが、KAZZさんにはまた近々お世話になることになっているので(!)、そうしたディレクションに少しでも応えられるように、曲をなるべく最高の形で出力できるように、筆を執る者としてだけでなく音楽家としてもますます頑張りたいなと思いました。

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 そして、中の人・永井は今月もラジオ出演をさせていただいたわけなんですが、こちらはFlagmentとしてはイレギュラー的……というかこれはもはや半分Flagmentの動きではなかったわけなんですけども、
 今回は<zanpan>として初めて「FUKU-SPACE」に出演させていただきました!

「4月どうしましょうねえ」とディレクターさんと話す中で、「実は放送日の翌々日に自主企画がありまして」というお話から今回の出演が実現したわけなのですが、
 実のところ、これまでの放送には収録でお邪魔していたので、生演奏はもちろん、生放送を経験するのは僕も今回が初めてでした。
 だもんで、ゲストとして来たはずが、実際は生放送の現場に興奮するただのオタクに成り下がっておりました……。プロの皆さんの仕事が間近で見れて嬉しかったし、ここから県内全域にこの放送が流れているんだなと思うと、ほんと、めっちゃ格好良かったです。
 今日の経験のおかげで、これからまたラジオの聴き方が少し変わりそうです。放送中そんなふうにやり取りされてるんだ!とか、聴き慣れたあのジングルああやって出してんだ!とか、電話出演の方ってそうなんだ!とか、オタクなるほどポイントもたくさん……貴重な機会でした。これだからラジオはやめらんねえぜ!

 その電波の中に僕らも混ぜていただいたわけですが、とっても楽しく演奏とお話をさせていただきました。感謝。
 生演奏、元々は1曲だけの予定だったのが、当日急遽2曲やらせてもらえることに。いつもライブハウスで見てくれる方々にとってはすっかり勝手知ったる2曲だったと思いますが、ラジオ上で、しかもアコースティックセットだったので、また新しい聞こえ方をしたのではないでしょうか。

 コーナー後半ではメンバーを交えてFlagmentの話をさせてもらったんですが、実はメンバーとFlagmentそのものについて話す機会ってほとんどなく、それこそ本誌第一回にじゅんじゅわが出てくれたくらいのもので、
 ああいう形で(もし外面そとづら用のコメントだったとしても笑)二人の思っていることが聞けたのは嬉しかったですし、自分でもなるほどなあと思いました。先月も書いた通り最近あまりうまくいっていない面もありますが、いや〜でもやっぱ頑張ってこうって思いました。

 なにせありがたいことに、Flagmentとして今後も引き続きラジオに出させていただくことにもなりましたので!わーい!
 何度出させてもらってもありがたいなあ、当たり前じゃないなあと思います。これからも「聴くFlagment」頑張りますので、引き続きよろしくお願いします。

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 さて、次月のお知らせです。
 ラジオの意気込みを揚々と書いた直後に、くだんの「あまりうまくいっていない面」の話になってしまうのですが……。
 ごめんなさい!!来月もお一人のみの更新とさせていただきます。
 後半(18日/22日)の更新を予定しております。

※うまくいっていない件に関する詳細(というほど詳らかには書けていませんが)や、その上での方針・考え方については、先月のふらぐ通信をご覧ください。

 やはりちょっと不安定が過ぎるので、一旦1ヶ月ほど体制を立て直すお休み期間を頂いた方が……とも思ったのですが、やはりギリギリまで希望を見つつ活動を継続していこうと思います。

 依然いたらぬ点ばかりですが、これからもどうぞよろしくお願いします。


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