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「アドレセンス・アドレス」連載終了のお知らせ

 こんにちは。

 2020年8月から連載してきました週刊エッセイ企画「アドレセンス・アドレス」を、2021年いっぱいで終了することをご報告いたします。

 きわめて無益な内容にも関わらず有料購読をお申込みくださった読者の皆さま、長いような短いような絶妙な期間でしたが、懲りずにご愛読いただき本当にありがとうございました。

 終了の理由としてはシンプルに、内面の言葉をアウトプットしていくエッセイ連載という経験に、自分自身一定の満足感を得られたことにあります。
 新企画「Flagment」の影響もないわけではないですが、言い訳に使うのも嫌ですし、「それはそれ、これはこれ」と自分の中では結論付けています。
 ただまあ、無理に二足の草鞋を履いて、片方が疎かになってしまうくらいならばと、このタイミングを好機的に捉えて決定した部分はあります。

 noteの仕組み上可能なのかどうかはまだわかっていませんが、連載終了後の記事の取り扱いとしては、マガジン丸ごと単位で有料販売物として引き続き置いておこうと思っています。
 なのでこれまで購読してくださっていた方は改めてそれを購入しなくても引き続き読める……といいんだけど、どうなんでしょう。
 今回はお知らせまでなので、↑この段落の記述に関しては詳細を決定し次第書き直すことにします。悪しからず、ご了承ください。

 最終回は12/22(水)更新分になります。
 年内だと水曜日は29日もあるんですが、そこは毎年恒例の年末振り返り記事を更新する日にしたいと思っています("Twitterで振り返る"シリーズですね。シリーズ化したつもりはないんですが、続いているので続けます)。

 思えば連載開始の少し前、おうち時間だなんだの影響で、活字と再び向き合うことになった僕は、書くことも読むことも本来好きな人間だということに気付かされ、それを実践に移す意味でこの企画を立ち上げました。
 はじめは有料販売の予定はありませんでしたが、先に公開した有料化のお知らせの通り「コンテンツを発信するということ」を多義的に体験してみたいと思い、畏れ多く思う気持ちもありつつ、しかし今手元にある中でそれを試すに最も適したカードがこれだとも思い、有料化に踏み切ったのでした。

 こんな無益なものまで購読してくださるコアでニッチな読者の皆さんですから、信頼と感謝を込めて、ある種のヒミツを共有するような気持ちで、僕自身とても楽しく書かせていただきました。ひとさまに読ませられないようなヒミツを書いたつもりはありませんが、照れくさいのはまあ確かにあるので、記載内容は今後も公開範囲内、あるいはそのお心のうちに留めておいて頂けると幸いです。

 自分のことはたらふく書いたので、これからは少しの間、他人のことを書いていきたいと思います。
 どれだけ続くか、続けられるか、続けたいか……そんなものはこのエッセイ同様まるで決まってませんが、そんなこのエッセイが無事に着地を迎えようとしているのだから、そっちもまあたぶん大丈夫だろうと楽観視しています。

 また書きたいことが溜まったら、単発記事で書くか、ことによれば連載するかもしれません。その時その時の気分や自分の中のトレンドに合わせて、相変わらずのらりくらりとやっていこうと思いますので……
 常套句で恐縮ですが『飽きるまで愛してやってください』。
 それでは。

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