見出し画像

【ふらぐ通信】2024年3月号

 こんばんは。
 2023年度末、いろんなことが慌ただしく移りゆく季節ですが、皆さん元気してますか。
 僕は最近、和漢茶なるものにハマっています。漢方のお茶ですね。
 なんとなく身体が癒えている感じがして、プラセボだとしても嬉しいものです。

 さて、そんな今月お送りしたのは、ギタリスト・アレンジャーの金戸俊悟さんの記事でした!
 皆さん、いかがでしたでしょうか???

(今月号、訳あって普段の3倍くらい長いです!! 目次を置いておきますので、読みたいところだけ読みやすいように読んでくだされば幸いです。)


しゅんごさんといっしょ

 俊悟さんとは、元々僕はあまり面識もなく、お名前は存じ上げているものの……という状態(Flagmentあるある)でした。
 それをsayutaさんが、いつだったかなあ……年末年始頃だったかと思うのですが、繋いでくださったおかげでご挨拶が叶いました。
 ラジオがお好きということで、ご挨拶したその日のうちにふくすぺにお連れすることを即決してしまいました笑。

 結果、たまたま俊悟さんご出演の2週前にsayutaさんのふくすぺ生出演があって、図らずも

 俊悟さん取材
→sayutaさんふくすぺ生出演
→さゆた青盤レコ発
→俊悟さんラジオOA
→俊悟さん取材公開

 というタイムリーな流れが出来上がっておりました。美しすぎる感じもしますが、本当に図らずしてのことだったのです。
(今思えば、青盤の制作が落ち着いてからの稼働と考えれば、当然のタイム感ではあったのかもですが。)

 俊悟さんに対しては、「いろんなことをやっている器用な人」というイメージ(雑ですいません)こそあれ、その具体までは存じ上げておらず。
 ただ、そのキャリアの成り立ちや道程はとても興味深く、出会った人やその接点・タイミングもとってもドラマだなあと思いましたし、それを経た現在の俊悟さんの言葉の端々には、さまざまなこだわりや信念のようなものが窺えました。最後にあった「作曲と編曲の違い」の話は特にそれがぎゅっと詰まった、最たるものだったと思います。
 これまでの取材でもちょくちょくやらせていただいていたことだったんですが、湊ディレクターのご厚意で、インタビュー収録からそのままふくしまFMさんのスタジオをお借りし続けて取材させていただいておりました。が、その日のタイムリミットに差し掛かってしまったのがあのタイミングだったため、そこだけが少し惜しまれはしますが、最後あのお話が聞けて良かったです。

 新譜についてのくだりでは、アレンジについても色々話してくださり、「これはもしかすると新譜と一緒に楽しめるインタビューになっているのでは??」と嬉しくなりましたが、結果いかがだったでしょうか?
 いいですよね、青盤。名曲揃いで、爽やかなのに頭からはなかなか離れない。「ポップ」と一口にいってもこれだけのアプローチ方法やルートがあるんだと思うと、音楽って本当に面白いし底が知れないなと思い直させられます。

 編集作業も半ばにして3月2日のレコ発にも伺ったのですが、ライブも本当に素晴らしかった〜!
似たようなことをラジオでも言いましたが、おふたりしかステージにいないはずなのに、それを思わせないくらいに奥行きを感じる演奏で、飽きることのないあっという間の時間でした。
 MC中、sayutaさんが「素を見せること」についての話をされてましたが、まさにお二人の素の表情で醸し出される雰囲気がとても可愛らしく、音楽は圧倒的ながら全体的には微笑ましく、という不思議な感覚で(笑)楽しむことができました。
 sayutaさんのYouTubeチャンネルにアーカイブがありますので、来られなかった方も是非!

 そして大変僭越ではあるのですが、この機会にと『さよならひまわり』のベースをカバーさせていただきました。
(インタビュアーとしての自分とベーシストとしての自分をこういうふうに交差させたのは初めてかも?)
 蛇足ではありますが、よろしければぜひご覧になってください!

 今度しゅんごさんと飲み行くんだ〜〜! いいだろ!!


FUKU-SPACE卒業式

 そして、番組内でもアナウンスさせていただきました通り、1年半弱やらせていただいた『FUKU-SPACE』レギュラーコラボ(そしてふくすぺ自体)が今月で終了となりました。
 これについても少し。

 かねてよりラジオ好きを自称していた僕ですが(思いの丈は、三吉梨香アナウンサーにお会いできた時に書いたこちらの記事に綴っております)、「いつかバンドが大きく育って、ふくしまFMさんに出れる機会もどこかであったらいいな」という思いも秘めつつ、これまでやってきました。
 が、それがまさかFlagmentで、永井個人として先に叶うとは、当然思ってもみずでした。

 2022年12月。初めてのOAを聴いた時は、確かライブで盛岡に向かう車中でした。
 zanpanの車内は出発時こそ多少お喋りをしても、高速に乗ると徐々にマイワールド(あるいは夢の中)へ離散していくので……静かな車内でひとり、イヤホンから自分の拙い喋りを聞いて、心の中で「ワアア……!」となっていました。

 レギュラー化するとなった時はさらにびっくりでした。
 一回出られただけでも「いい思い出ができたなあ」と充分晴れやかな気持ちだったのですが、それが2度、3度と続いていき、存ぜぬうちに番組内で「準レギュラー」と呼ばれていて……笑。
 番組の1コーナーを任せる、あまつさえそれが素人相手となれば、誰にでも持ちかけられるお話ではきっとないと思うので、Flagmentを面白がってくれた番組サイドには感謝しかありません。
 今までなんとも、近いようで遠かったふくしまFMさん。当たり前のように毎月通えることの不思議さとありがたさをしみじみ抱きながら、一回一回ラジオ愛を込めてやらせていただきました。

 ただ、1年強とはいえ、ペースは月一回。
 最後まで、慣れることはありませんでした……笑。
 俊悟さんをお招きした最後の収録でも「なーに緊張してんの」と番組担当の湊Dに笑われちゃってましたしね。
 でも、Flagmentを引き揚げてくれたのは他ならぬ湊Dですし(しかも同じ中高の先輩だったりもして)、会う度にいつも番組とFlagmentの良い交わり方を模索し続けてくださっていたので……可愛がっていただいたな、と感謝しています。
 静かな中にもラジオへの愛や音楽への関心がいつも漏れ出していて、格好良く、こう言っては失礼かもですがそれでいて可愛らしい方でした。

 北村アナウンサーとも、直接場を共にすることは、ちゃんと数えてみると5回(初回、船引高校の取材、zanpan回×2、今月)しかなかったですし、生放送でタイマンは今月が初めてだったので、なんとも不思議な感じでした(笑)。
 番組を大事にする姿勢とリスナーとのコミュニケーション、相手をしっかり見ていなければ出てこないコメントや質問の数々、何より場を快活に回すバイタリティにはたくさん助けられましたし、勉強にもなりました。最初にお相手していただいたのが北村アナで良かったと、今ではより一層思っています。
 ふくすぺは終わりますが、また次の担当番組が始まるでしょうし、朝の早い番組も続くでしょうから、とにかく健康第一で、これからもリスナーに笑顔を与えていってほしいです。
 船引高校のみんなとも、またどこかで再会したいな。

ビフォー(2022.12)
アフター(2024.03)

 コーナー終盤でも少し話しましたが、番組のキャッチフレーズである「福島をあなたと知りたい」のその中に、僕らが身を置くライブハウス界隈もご一緒できたこの1年間はとても幸せでした。自分で言うのも変な話ですが、この界隈とラジオとの距離を少し、ほんの少しでも近づける役割を担うことができたんじゃないかしらと。
 そしてふくしまFM愛聴家のみなさんの中にも、もし僕のお届けした時間が何かの出会いをもたらしていたり、好きで聞いてくれていた方が一人でもいらっしゃったら、それだけで1年間やってきた甲斐になるな、と思います(よく耳にするRNの方々からもRP、いいね等いただけて嬉しかったです)。
 僕の出演がFMさんにとってウィンウィンであれたかどうかはわからないですが……。

 最後にかけた曲は、かねがね僕が大好きでやまないラジオマン・鷲崎健さんのソロアルバム『What a Pastaful World』より、清浦夏実さんとのデュエット曲『Radio Prayer』。文化放送さんの番組に提供された曲のセルフカバーです(他局多番組、しかもAMの絡みの曲ではあったのですが……ご愛嬌!)。
 言わずもがな昔から大好きな曲だったのですが、ラジオと音楽の交わりやその魔法を歌った歌だ、ということを思い出した瞬間から、ラジオとライブハウスの交差点を任せてもらえたこの一年を締めるのに、これ以上にふさわしいリクエストは無いと思っていました。
 最後の曲振りも「わしざき」って噛まずに言えたし、タイミングバッチリで振れて気持ちよかった〜〜〜!!!思わずガッツポーズが出ちゃいました(笑)。

*と、生放送終了後の冷めやらぬうちにここまで下書きしていたのですが、その数日後、鷲崎さんご本人からアンサーをいただくというどえらい事案が起こりまして……現在進行形の事案につき、また後日改めてまとめて書きますね。

 残念ながらラジオのレギュラーはここまでですが、アーカイブページは残り続けますし、なんなら4月以降ラジオの文字起こし記事の公開を予定しています(大丈夫です、Dに許可は取ってあります)!!
「ラジオやってたのは知ってるけど、音声にはなかなか手が伸びなくてね〜」というみなさんにもぜひ楽しんでいただけると幸いです。公開時期は未定なので、決まり次第アナウンスしますね。

 なんだかまるで今生の別れのように書いてしまいましたが、ふくしまFMさんと縁が完全に切れたわけではないですので、またFlagmentでもバンドでも、ふらっとお邪魔できたら嬉しいなと思っています。

 そして、Flagmentの運営をもちろん第一とはしつつ、またどこかでラジオの一端を任せていただける日が来るように、これからも頑張ります!
 ちょっとですが、収録も生も経験しましたし……!!ラジオ周りの皆さま、いつでも、お待ちしています……!!!!!!

 1年間ありがとうございました!!
 引き続き、ふくしまFMの番組でお楽しみください◎


来月のオシラセ

 さて!
 その鷲崎さん事案の刺激があまりにも強すぎて、気を取り直すのも一苦労なのですが……無理やり気を取り直して、4月のFlagmentについてのオシラセです!
 もう数か月気持ちを落ち着けてから発表したい気持ちもあるのですが、かねがねこの4月からやろうと決めて準備していたことが何点かありますので、予定通りに。

 まずはこの『ふらぐ通信』についてなのですが、
 永井のnoteで更新するのは今月が最後となります!

 というのも……
 来月からは、新たに有料購読サービス「Flagmentぷらす」がスタートします!!!

 昨年の今頃に、形だけ立ち上げたnoteメンバーシップ。
 購読者になにもリターンを差し上げない、100%投げ銭枠としてただ置いてあったこの1年間でしたが、2024年度からは本格的に動かしていこうということでございます。

 詳しくは別記事にまとめてオシラセしますが、
 4月からは購読者だけが楽しめる限定コンテンツを毎月アップしていく予定です!

 つきましては、『ふらぐ通信』もそちらへお引越しし、限定コンテンツのひとつとして連載することになります。
 無料公開が今月で終わり、ということですね。
 来月からも書き続けてはいくのですが、場所が変わるのと、有料購読が必要になるという違いです!

 まあ、結果として大したことは書いてこなかったかもですが……
 でも、その月その月の感想や気づきなど、残せる限りのことを残してきたつもりです。それは今後も変わらず、なんならむしろパワーアップを目指して更新し続けていきます。
 もしよろしければ、来月から本格稼働予定のこの「Flagmentぷらす」、ぜひ購読をご検討いただけたら嬉しいです!
 詳細は後日改めて!

 そして本編の更新はといいますと、もちろんちゃんとお二人伺っておりますよ!
 おひとりは、なんやかんやで結構前からお世話になっている方。かつて一度は予定が合わずお誘い断念したのですが、今回めでたく取材させていただくことが叶いました。
 もうおひとりは、ジャンル柄なかなか接点が持てずにおったのですが、お声がけしたところ「ついにきた!」と喜んでくださいました。一度スリーマンをやらせていただいてますね(大ヒント!)。
 どちらも以前から取材したいなーしたいなーと思い続けてきたおふた方なので、大いにご期待していただいて構いません!!!

 では2024年度も変わらず、よろしくお願いします。



◆インタビューマガジンFlagmentはこちら
過去記事は「マガジン」を見ると遡りやすいです。

◆限定コンテンツ連載予定!
「Flagmentぷらす」はこちら

◆紙書籍版コレクターズブック「あかつきのおと」
販売ページはこちら

◆ふくしまFM ラジオ出演記録はこちら
◎1年間ありがとうございました!◎

■□■□■ 投げ銭ぜひご協力ください! ■□■□■
*インタビュー記事へのサポート(投げ銭機能)は、
該当の語り手の方へ全額お渡しします。
(その他の記事へのサポートについては、
Flagment運営費用として活用させて頂きます。)

◆お問い合わせはこちらから(メッセージフォーム)
「インタビューを受けたい」「こんなインタビューが読みたい」「Flagmentの運営に参加したい」などなど、お気軽にお寄せください!
運営の力になります。よろしくお願いいたします。
※時期や状況によりお応えできない場合もありますことをご容赦ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?