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私たちの頑張りを知らない奴が否定するな


新型コロナウイルスがはやって、色々なことを私たちは我慢した時期がありました。その時に、ふと色々感情が溢れ出て、書き殴ったのがこの文章です。

当たり前だった日常は音を立てて崩れ、異常だったことが当たり前のように受け入れられるほどに変わり果ててしまった。それでも私達は未知の驚異に負けることなくもがいた。例え、学校行事が中止になっても。微笑みあってご飯を食べることや話すことが出来なくても。家族で長い団欒を過ごすことが出来なくても。耐えて、耐えて、耐え続けて、ずっと前を向き続け、願った。
それでも現実は、小説のように上手くは行かなくて、私達の小さな願いは未だに叶わない。
それでも私達は、たくさん制限された中で、精一杯全力を尽くした。やり遂げた。普段の行事を上手くアレンジして、開催できるようにした。開催するために必要なこと全てして、事前準備も滞りなく、終わらせた。道具がなければ作り、作れなければ借りに行き、それが出来なければ買いに行った。前日も夜遅くまで最終確認をした。当日、みんなが楽しそうになにか話してる時は、裏でひたすら懸命に作業を続けた。みんながご飯を食べている時は、午後の仕事の確認をして、午後になれば、また仕事に追われ、問題が起きたときは、臨機応変に動いた。
それに気づいた人はほんのひと握りもいないだろう。それでも私達は頑張り続けた。周りに笑われたって、飽きれられたって、無理難題を言われたって。何も知らない癖して、わかったフリして笑う人には背を向けて、走り続けた。だからこそ私達は知ることが出来た。困難や苦しみ、痛み、辛さを。そして、行事を無事に終わらせることが出来た。最後まで、私たちの仕事を全うすることができた。その過程で絆が生まれた。一生忘れない思い出を作った。ありふれた、それでいてかけがえのないこの幸せなひと時を私は忘れない。だから

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