横浜DeNAベイスターズ 2021年ドラフト振り返り

●ドラフトテーマと指名結果

事前に予想した2021ドラフトテーマ
「投手陣の再編と捕手のコア候補格獲得、内外野のピース確保」

結果
「実践力のある先発大量加入による競争激化、ハイシーリング野手の確保」

最終予想
1位 小園
2位 松川
3位 翁田
4位 三浦銀
5位 池田
6位 川口(聖カタ)
7位 秋山

結果
1位 小園
2位 徳山
3位 粟飯原
4位 三浦銀
5位 深沢
6位 梶原
育成1位 村川
育成2位 東出
育成3位 大橋

●ドラフト振り返り

1位小園は本当にいくんだなという感想。今年一番マークしていたと思われる選手であったので、予想はしていたが半信半疑だった。
2位徳山は最も驚きの指名。筑波佐藤かと思ったが、「最も評価していた即戦力先発」とのこと。
3位粟飯原は編成の考え方がわかる指名。森への期待の高さがうかがえる。
4位三浦はまさかのビンゴ。ほんと法政明治好きだね横浜。
5位深沢はもう少し高い順位で呼ばれるかと。結構マークしていた印象もあったので予想できた指名だったなあ。
6位梶原は全く獲るイメージはなかった。もっと高い順位で指名される予想だったので。

●ドラフト雑感

投手はスケールより実践力、野手は逆にポテンシャルに寄った選手の獲得となった。
小園の獲得は大きく、高卒投手の先輩たちにハッパをかける存在になる。最近の高卒投手と同じく2年目くらいから一軍での先発が期待される。
徳山・三浦はどちらも先発争いをしながらリリーフも睨み起用されそう。戦力外になった選手はリリーフだが、ドラフトでは先発を獲得したので今の先発投手から何人かリリーフ転向が考えられる。適正順位は大貫さんが破壊してくれたので、徳山にも期待している。
粟飯原・梶原とハイシーリング素材にいったのも面白い。ここ数年毎年のように即戦力SS指名予想があったが、基本獲る気はないというのが編成の考えでしょう。
梶原は意外と残ったが、この秋リーグ半分三振というのはね…。ただ、脚と長打力はあるので化けたときの大きさは魅力。
育成で村川・大橋と脚が魅力の選手を獲得できたのもgood。周東や増田のようになってくれれば。

捕手問題は2位松川、3位古賀・福永ならと思っていたので、それぞれ残らなかったということでしょう。

●来年のドラフトに向けて

好素材の捕手、1B3Bタイプのスラッガーがいたら上位でも狙いところ。
FA・ポスティングの問題もあるが、投手は今年でかなり整理が進んだ印象で、来年切られる選手は今年ほどではなさそう。来年の一軍投手陣次第では、3位までに野手を2名以上獲得するドラフトになる可能性がある。

2022投手

2022野手


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