見出し画像

世代別親子で楽しむ夏休み

夏休み、どう過ごします?

7月も終わり。

夏休み、どう過ごしてますか?

うちの場合について、シリーズでご紹介しようと思います。

私の育児マインドセット

私は「子供産んだら育児最優先」と決めていたので

「子供に向き合う」時間を取っていたからできたのかもしれませんが

就学前、特に世の中の長期休みの間は

「とにかく非日常時間をたくさん過ごす」ことを優先していました。


妊娠中~就園前

私が「育児」を語る時、妊娠したところから語ることが多いです。
正直、自分が妊娠中はあんまりそこまで考えていなかったので💦


是非今後の妊婦さんにはお伝えしたいなと思っていることのひとつ。
ママは自分の身体の中に命を感じることができるので
せっかくのこのチャンス、活かしてほしいなと思うんです。

体調の変化や出産への不安もあると思います。
でも人には感情の波があるので毎日不安で一杯…なわけでもないですよね?
調子のいい時だけでいいから「どんな子育てしよう」とか
「こんな風にしてみよう」とかイメtれしておくのはすごく効果的です。

私自身は妊娠中に妊婦さんから参加できる育児サークルを立ち上げていたので先輩ママの話をたくさん聞けて備えることができました。

2人目の妊娠の時も「立て続けだし大丈夫」と思ってたら性別が違うとわかり、やはり先輩ママのアドバイスはすごくためになりました。

そんなわけで妊婦さんに過ごしてほしい夏休みは「子供の世話を考えずに動ける最後の夏を楽しんで」です。

子供も育っていくのでもちろんずっと世話をしなくてはいけないわけでもありません。
でも例えば「誰かに預ける」とか「いざという時にどうするか」とか何かの手段を講じて自分のスケジュールを立てることが続きます。

初産ではない方も「ひとり連れて出かける」と「ふたり連れて出かける」ではかなり違います。

「来年からは違う当たり前」で過ごすことになるので「今しかできない」をたくさん楽しんでください。

就園前

我が家では就園前は「ベビーサイン」をモチーフに
手話風親子でだけ通じるハンドサインを作って意思疎通してました。

世の中が長期休みの時は「いつもの場所」に行ってもそこにいる顔ぶれが違うのでそれだけでも「非日常」

遠出するのもいいですがあまり記憶に残ってないお子さんが多いのも現実。
『親が出かけたい』ところに連れていくのはもちろん楽しいですが、
「子供の為に特別なことを」はあまり考えなくてもいいのかも?

幼稚園・保育園就園後

そして就園後の夏休みは「先生からしか様子がうかがえない」日常の成長をじっくり観察するチャンス✨

「昨年よりこんなことができるようになってる」とか「こんなことに興味持つようになったんだ」とか。

「非日常」な場所や体験をすることで園ではできるのに家では甘えて…な子も「思わず」親の知らない一面を見せてくれたりします。

「子供に愛情を伝えるに一緒にいましょう」ではなく
「子供の新しい一面を観察するために一緒にいましょう」です。

私は「自分がこうしたい」のマインドがないと
どこかで破綻してしまうので。
「育児最優先」を掲げたのも「子供のために」ではなく
「私が子供が成長するのを近くで感じていたいから」でした。

だから「仕事して経済的に安定させてあげたい」が優先の方は
無理して仕事休んで一緒にいる必要はないと思ってます。
「子供の為に稼いであげたい」それはひとつの愛の形だと思うから。

お仕事やご家庭の事情でたくさん一緒にいることが難しい方も大丈夫。
普段一緒に遊びに行っていないのなら
夏休み中だけでも保護者のお休みの日に近くの公園に行ってみる。
普段の公園とは来ている人が違うので面白い発見もたくさんあります。

「非日常」の演出さえできれば特別な場所や遠くへ出かけなくとも
新しい一面を見せてくれますよ。


お子さんの「〇〇ちゃんは家族で旅行に行ってるのに」という言葉の陰には
「非日常を味わいたい」が隠れていたりもします。

私が飛行機に乗ったことがない事からもわかるようにうちの子たちは
親子で海外旅行行ってませんがそれを恨んでる様子もないし、
私自身も行きたいところに連れて行ってもらった記憶はありませんが「非日常」な経験はさせてもらってたので「そんなもんか」で
済んでたりしましたよ。

小学校

我が家では小学校の夏休みが一番力入れてました。
なぜなら「宿題」をどうこなすかで
その後のタスク管理能力に差がつくと思っていたから。

「やらなきゃダメ」ではなく「やらなかった場合にどんな目にあうか」の
失敗を経験できるチャンスでもあります。

はじめての夏休み。
1学期終盤に「夏休みの課題」が出された時点で項目を全部書き出して
(日誌類はページごとに書き出すという手の込みよう😀)
リストを作り、できたらシールやスタンプで「できた」を視覚化。
全部終わったら裏面に塗り絵等のご褒美を用意して「頑張ったね」です。

うちは娘と息子だったので塗り絵も男の子向けと女の子向けのものを
用意してたので同学年の近所の子にも組み合わせ変えて使ってもらってました。

うちの子は「勉強が大切」という育て方をしなかったので
(地頭の違いと言う話もありますが💦)大した学力には育ちませんでしたが
同じツールを使ってた子はとても計画的に勉強するようになったらしく
中学卒業するころにはおばあさまに
「今まで本当にありがとうございました」とお礼頂いたという
好評っぷりでした♡
その後一浪して京都大に進んだと聞いて
我が子のことのように嬉しかったです☺
別にうちのツールが功を奏したわけでもないんだけどね(笑)

もちろんツールを使ったこの中にも「めんどくさいし」で
やらない子もいました。
でも、やらなかったからと言って死ぬわけじゃない。
「やらなかった場合にどんなことが起きるのか」
「どんなふうに言われるのか」を経験するチャンスじゃないですか?

宿題やらなかったからその後のテストで点数が悪かったとか。
厳しい先生ですごく怒られたとか。

…で、次の年に「どうするか」を考える。
そこが大切かなと思います。

ちなみに私自身は7月中に宿題の8割を終わらせてるタイプだったので
子供がやらないと「後で大変だねぇ」とは声かけましたが
実際に間に合わなくなっても手伝うという事はしませんでした。
「自分で決めたことでしょ?」でその責任を負うのも子供自身。
そのうち「宿題忘れてなんか言われるの嫌だし」とか
「やり残してるのが嫌だし」で自分で進め方決めるようになってました。

成績のいい子たちには育ちませんでしたが、
部活などでも自分で考えて「苦手に取り組む」思考になっている様子なので
良かったかなと思ってます。

あとはよく遊ぶ。
ちなみに初めての職業体験は小学生の頃。
雑貨屋さんの職業体験イベントやドラッグストアの薬剤師さん体験イベント、動物園の飼育員体験イベント、ファストフードの体験イベント、美容師さんの体験イベントやモデル体験などに参加させました。
「いろんな仕事があるね」の経験をさせて「非日常」を楽しむ延長で「働く」を楽しんでくれてたと思います。

中学

親が口出しすることも少なくなってますが…。
部活が強豪校とか塾で合宿大変とかそういう環境でないのなら
サマーキャンプやボランティア的な経験を少しは取り入れてみて欲しいと思います。

うちは社交性を楽しむ子たちではないのでイベントとして参加させることはありませんでしたし、息子が大きな手術をして入退院や通院が大変な時期でもあったので子供たちには部活をさせてあげるのが精一杯でしたが‥‥。
でも小学生までの「お子様として遊びに行く」キャンプや「自分が楽しむだけではない」ボランティア経験はこの時期が一番責任感を持って取り組めるし、「役に立てたかな」という感覚も得やすいと思います。

高校

校則や環境が許すならば…ですが。
私は「掛け持ちでアルバイトする」をおススメします。

息子は校則もあり、部活も大変そうなところだったので在学中はアルバイトできませんでしたが‥‥。
部活の一環でボランティアしたりとかしてたので中学で経験し損ねたことの経験もできたかなと思います。

娘は親が承認して学校に届け出ればバイトできる学校だったので、アルバイトさせてました。
地元密着のお店だったり、全国チェーンのお店だったり。
掛け持ちすることで覚えるのも大変だったと思いますが、会社の経営姿勢や客層も違うのでたくさんの価値観を経験できました。

ちなみに掛け持ちしているひとつはだ大学卒業まで続けてますので就活でも「え?そんなに長く勤めてるの?」と驚かれるそうです(笑)

大学

うちにとっては「今ここ」
正直、大学生になるとどこから夏休みなのかわかりません(笑)

でも今までの経験の積み重ねで羽目を外しすぎることもなく、計画的にいろんなプランをたてて生活しているようです。

バイトで稼ぐ時期もあれば遊びの予定を多めに入れる時期もある。
自分でON&OFFを決めて過ごしているので
私は困った時のための後方支援としてただただニヤニヤと見守っています。

その時にできることを

これは「うちの場合」の一例です。
もちろん、反抗期もあれば喧嘩した時期もある。
そんなこんなを乗り越えての今。
実際、「こうやって過ごそうよ」と私が言っていても「いやだよ」と言われた時期もあります。
その時も「やりなさい」とは言わない。
ただ、「私は今はこうした方がいいと思ってるよ」と伝えるだけ。

私が思っていることが子供にとってベストかどうかはわからない。
だったら子供が「今はこれ」って思う気持ちを大切にできたらなと思います。
もちろん子供だから先の見通しを立てるのは大人より苦手。
だったら「こうなるかもよ」の提示するくらいしかできないんじゃないかなと思ってます。

あとで後悔するかしないかは子供次第。
親が「これやらなきゃ後悔するよ」なんておかしな話だと思いませんか?
子供が生きていく人生なんだから。
子供を信じて道を選ばせてあげられる大人でありたいなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?