世代交代だの過渡期だの①

一人の経営者が永遠に経営することはもちろんできない。
では、そこで問題となるのが世代交代だ
まともな後継者が育っていれば問題ないが
そうではない場合も多々あると思う

ずばり私が勤めていた会社だ

私が入社する一か月前に代表者の息子が入社していたのだが
4,5年経過した頃だったと思う。
ついに経営者側になるべく
取締役として私が勤務していた事業所の所長に任命されたのだ

そこから悪夢は始まった

赴任当初は、従業員の意見を吸い上げて
会社を改革していきたいと意気込みを活き活きと語っていました
若手だった私は何もわかっておらず
彼が掲げる夢のような会社に対してワクワクしていました。

ただ、古株の従業員はその当時の代表である彼の父親が
実権を握っていることは重々承知していたので、
息子が何か言ったところで父親にお伺いを立てないと
何もできない状況でした
そんな状況が1年ぐらい続いていました

そうするとある日、彼がブチ切れた

会社に行くと、ロッカーや棚にしまっていた書類が
そこら辺中にぶちまけられていて
皆何があったのかわからない状態で、
私も????状態

すると部屋から出てきた彼がこの書類は棚にしまう前に
「要る要らないを判断して必要な物のみ仕舞うように!」
と鬼の形相で言い放ちました

続く

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