見出し画像

3/25 やっぱり面白い人と話すと人生にワクワクが溢れる

今日はいつも通っている美容院に行った
たぶんもう3-4年目くらい

田舎出身なので東京の美容院って聞くとちょっとびびってしまって
表参道なんて尚更ビビリの象徴の場所だったのを思い出す
その頃は有名なところに行ってみたり
インスタを見てなんかここいいかもなとか行ってみたり
色々行ってみたんだけどなかなか良いなと思うところがなくて

チャラすぎる若者すぎるあまり好きじゃないような美容院だったり
腕はあるけど会話が絶望的につまらない美容院だったり
なかなか良いところが見つからなかった

今通っているところは店長カットに行ったところから始まったのだけど
最初に行った時にその人の人柄が新しい挑戦をし続け体現しているような人で
なんだか多分そのバイタリティを当時は言語化できなかったなりに感じたので
そこに話に行くのがとても好きになってそこに通うようになった(たぶん確かそう)

当時通い始めた時はまだアメリカの大学に通っていて
4ヶ月に一回くらいしか来れなかったけれど
毎回「また今回もアメリカの大学大変でしたよ」などと言って
毎回お決まりの
「授業外で週に60-70時間勉強しましたよ」というセリフから会話が始まっていた

その頃はその人がすごい色々な挑戦をしているとはあまり
僕自身の知的体力がないこともあって聞き込めず
でもその人はある意味他の人でありがちな
「すごいっすね、僕じゃ無理ですよ」とかじゃなくて
「いやいいですね、それ絶対この世界で力になりますよ」などと言ってくれる方だった
その一言が、嬉しかったのかもしれない

悔しくてもどかしい

多くの人が「すごいですね、」みたいなところだけで会話が終わり
いや、俺はあなたに線引きをして上下関係わけて欲しくて言ってるんじゃないんだよ、あなたも同じ温度感で同じ行動力で対等に会話したいんだよってすごい思ってしまっていつもそういう会話をすると悔しくてもどかしい

2023年3月ごろにふとしたきっかけで、
自分の経験をもとに成し遂げたい社会を明確に言語化してからは
その人からもそういう話をすごい引き出せるようになって
尚更美容院に行くのが楽しくなった

髪を切りにいっているというか話をして
自分の思考をブラッシュアップしに行くことが目的になった

成し遂げたい社会像を語ると
周りの同世代からは
「何言ってるのそんな壮大なこと」みたいな顔向けをされることに嫌気がさしていたころで
同時に毎日必死に努力している時に
「遊びなよ」とか言われることも
一年前には話をして面白いなこの人と思っていた人と
一年越しに話した時に、「なんだこの人受け売りで情報はあるけど情熱とか行動力とかビジョンとかないな、話していても表層しかさらってないし全然面白くない」とどんどん気がついていってしまうのにも嫌気がさしていた頃だった

良い未来を目指しているはずなのに絶望を感じるの

周りから一歩違うことをやろうとしているのに
周りと変わらず仲良く同じことを求めているという自分のアンバランスさには気が付かずに
なんで周り話が合わないんだよ、どんどん面白いと思っていた「友達」たちが「ただの知人」っていう存在に自分の中で変わっていくの嫌なんだよ
とか思っていて、自分ではそのころそれが友達とか付き合う人とかコミュニティとか環境を変える、変わる、変わらざるを得ない時なんだよ、ということがわかっていなかったから

同じ熱量と同じ行動で話せなきゃつまらないよ、でもそれって当たり前なこと

そんな時にそう言った自分の成し遂げたい社会を話して同じ熱量と行動力ベースで返してくれて、自分自身もそう言った過去の葛藤と経験と努力と行動力がある人と話せるのがとてつもなく嬉しかった

最近はその店長さんは役員にもなったらしくて
実際に過去にやってた革新的な活動とか
新しい挑戦がだんだん評価されてきたみたい

「周りとは違うことだったり周りが絶対無理と否定してくるのに突き通せたのはどういう経緯だったんですか?」と質問してみたら
「リスクを取らなければ何もできないってわかってたんですよね、でもある意味自分は幸運で失うものが何も無くなってしまった時で、失うものが何もないからやるしかないですよね、だからある意味幸運なんですよ、失うものがあったらやっぱり難しかったかもしれないですしね」と話していた

だけどこの裏には1年間周りが正ということを愚直にやり続けてそれでも成果が出なかった葛藤と辛さの1年間があったそうだし、
これを情報や知識として今知っている僕と
経験を通して知恵として身につけているその方では
雲泥の差があるんだよなと改めて自分のいたらなさを実感することもできた。

このあたりからこの店長さんが歴史書を好きな理由がよくわかる
戦時は生命の危機がかかっているような状態で、どんなリスクを背負ってでも決断し行動しないと、文字通り死ぬ世界だった。だからこそそういった歴史書や戦争などからは学ぶことがある。
「失敗の本質」や「戦略の本質: 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ」をちゃんと読んでみようと思う

そしてそういう実体験で修羅場を潜ってきている人と話すと自分が足りないところがよくわかる
だからそういう時の帰り道は毎回本屋によりありったけの本を買う
「いや行動しろよ」という怒声が飛んできそうだが
そういう時に向こう見ずで飛び込むのはもっと危ないし、
意味のわからない方向に飛び込んでしまうかもしれないのに自分では気がつけなくなる
だから、そんな今すぐ飛び込みたい時に
一歩止まって知識をつけて見定めてから
行動し、行動始めたら知識と知恵の両輪を同時に回していくことが望ましいのだ
ドラッカー的思考

知識と知恵の両輪

この「知識」と「知恵」を両輪同時に走らせていかないと
車と同じで変な方向に行ってしまうかもしれないし
もう片方のタイヤが足を引っ張って動けないかもしれないし

動き続けながら学び続けなければ成功はない

というまとめてしまうと至極当たり前なことが実体験で染み付いていた。

今日の会話

ここ2ヶ月はひたすら本を読むと決めてやりきっている
だから会話も最近こう言った理由で本を読むことに決めたんですよ、から前回は始まった
「業界とか仕事の知識みたいなマテリアルな知識は後で勉強してもなんとかなるけど、常識とか土台とか教養とか、社会の上で自分で行動している人と話す場合、そう言った土台がないとそもそもまじでお話にならないと思ったので、マテリアル的な知識の勉強は一旦辞めて、仕事始まるまで教養の勉強をしようと思ったんです」
という経緯で最近2ヶ月はひたすら本を読んでいる。

最近の読書を積み上げ続けて「最近2ヶ月で40-50冊読んだんです、最初は一冊7時間くらいメモしながらかかってたんですけど最近一冊長くて2時間で終わるんですよ。」って話したら
「それやっぱり継続したからこそ見えたことですもんね」とおっしゃってくれて
いやあそこをちゃんとわかってくれる、「すごいですね」って返してこないこの人は本当に嬉しいと、またワクワクしてしまった

僕は身につけた「知識」をもとにその人の話を聞いていたら
今回は格段に理解できる話が増えているのを実感した
今までは自分の体験としか結びつけて理解することができなかったのが
「ああこれはこういうことかもしれないな」と考えるきっかけとピースが増えたのがとてつもなく嬉しかった
それを伝えて「僕は知識があるけど知恵がなくて、知恵を話してくれるのがとても嬉しいです」と伝えたら
「やっぱりそれは努力の証ですね。」
「僕自身も月1のこの時間をアウトプットとしてしゃべる時間にある意味使わせてもらってるので、お互い学び合いでいいですね」とおっしゃってくれて
ああ、こういう刺激を受けられるのが良い、と再実感した。

そういえば開口一番嬉しいことにその店長さんがこないだ読んでるっておっしゃってた本買いましたよと声をかけてくれた。そんな行動と挑戦でとても関心している相手にも自分の熱量、成し遂げたい社会像、行動力が少しでもその人の人生に影響を与えたと知ったら
いてもたってもいられなくなって
ただの日記なのにこんな長いものを書いてしまった。

メモ
マイルストーンを敷くことやタイムリミットをつけることなど
多くを学んでいるちゃんとメモして実践まで

とても嬉しかったのがわかってもらえただろうな

参考図書
失敗の本質
サピエンス全史
学問のすすめ
経営中毒
戦略の本質: 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ
ゴッホのあしあと
2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ
3つの世界 キャピタリズム、ヴァーチャリズム、シェアリズムで賢く生き抜くための生存戦略
スタートアップ的人生戦略
教養としてのドラッカー

#日記

P.S.
明日は就活時代にことあるごとに上記の「成し遂げたい社会像」を語っていたのだけれど、それを受けて内定辞退後にも関わらず定期的にキャッチアップしましょうとご連絡を下さった方とご飯に行ってくる

同世代とか今いる周りに興味を持たれなくても
言語化して
周りから「興味ない」態度を示される恐怖に打ち勝ち続けてでも
行動し続けて言語化してよかったなと思える瞬間は
やっぱりこの世のどこかにはそういう野心や熱意が面白いと思ってくれる人がいることなんだと思う
このリターンを得るためならリスクなんていくらでも取り続けてやろう

明日はノートと手土産を持っていこう。楽しみだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?