扁桃周囲膿瘍になりかけました -後編-

タイトルの通り、扁桃周囲膿瘍になりかけました。前編はこちらへ。


8/15
前日の深夜に膿が突如として出てくるという予期せぬ出来事があったので、多少は楽になりました。しかしやっぱり体調はしんどいです。お昼になると体温は38度台へ逆戻りです。ここでやっと耳鼻科へかかれることに。電話で問い合わせたところ、今度はPCR検査が必要とのことでした。「昨日抗原検査で陰性ってわかったんだからいいじゃん!!」なんて思いながら検査を受けに病院へ。PCRなんて、抗原検査の何倍も痛いんだろうな...。と勝手に想像して勝手にビビってましたが、あっさりと終わりました。陰性が確認され耳鼻科へ。しゃべるのもつらかったので、紙に症状や膿がでてきたことなどをまとめてお医者さんがに渡しました。この方法おすすめです。まずは鼻を内視鏡で見てもらいました。抗原検査やPCR検査とは比にならないくらいつらかった...。そしてお医者さんから言われたのは、「扁桃周囲膿瘍になりかけています。正直入院するかしないかの瀬戸際です。今日点滴してみて、改善が見られたら点滴と内服薬での治療、悪化したら入院です。」と。素人判断ですが、昨日膿がドバーっと出てなかったら確実に入院だったでしょう。点滴しますか?と一応確認されたので首を縦にブンブンと3回くらい振りました。実は数日後に遠距離恋愛中の恋人と会う予定がありどうしても入院したくなかったのです。膿が出てきたのもその執念か??とにかく点滴してもらい、本当に楽になった...。まだ痛みはありましたが、ご飯が食べられる幸せ、飲み物が飲める幸せ、ちゃんと寝られる幸せを噛み締めておりました。とはいえ、入院するかどうかは今後の病状が改善されるか。夜寝ている時暑くて一回起きてしまったのですが、再び寝ようとするとき「朝になって悪化していたらどうしよう。」と不安で寝付けなかったです。

8/16
朝起床。「良くなってる!」病院で診てもらったところ、点滴とお薬で治療していきましょうとのことでした。ああ〜本当によかった...。今後はあと2日間点滴をし、その後は飲み薬での治療です。まだ違和感や痛みは残りますが、それでもだいぶ回復しています。逆に、4日間くらいずっと寝込んでいてほぼ飲まず食わずだったので体力の低下がすごかったです。


扁桃炎は、普段はなんてことない細菌やウイルスにも過剰に反応してしまうことで起こり、一回発症すると繰り返しやすい病気だそうです。そして扁桃炎は悪化すると扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍と悪化していってしまいます。看護師さんに、「扁桃炎を防いだり、免疫力を高めるためにはどうしたらいいですか?」と聞いてみたところ「まずは疲労やストレスを溜め込まず休養すること、それから水でいいのでこまめなうがい、漢方やビタミン剤を飲んでみるのも手ですよ。」と教えていただきました。喉を潤したりちゃんと湯船に入ったり、こまめな運動も効果的だそうですね。
しかし、気をつけていてもなってしまうのが扁桃炎。今回の経験から学んだことは、
・違和感を感じたらすぐに病院へ。
・今回はお盆ということもありできなかったですが、絶対に放置しない!
・扁桃腺の痛みが辛い時は、冷えピタやアイスノンなどで冷やす。
・冷たい飲み物やアイスなどはまだ食べやすい。
・家族や実家を頼る。そうではない人でも、誰かに今の状況を伝えてすぐに助けてもらえるようにする。(わたしは今回、もし1人だったら本当に耐えられなかったです。)
扁桃腺摘出の手術についてもお医者さんに聞いてみました。「正直、術後は夜も眠れないくらい痛い思いをする患者さんが多いです。扁桃周囲膿瘍の痛みが1週間ほど続くくらいのイメージです。でも女性は痛みに強いから大丈夫!☆」と具体的な痛みと励ましのお言葉をいただきました(笑)手術はつらいだろうけど、もう二度とこんな思いはしたくないので手術しようと決心いたしました。ということで、来年の夏ごろはきっと扁桃腺摘出のレポートを書いているのでしょう...。

前編では5本の指に入るくらいしんどかった、と書きましたが、いやこれは1番です。本当にきつくてしんどかった...。体力もゴリゴリに削られてしまいました。もし今「扁桃炎になったけどいつもよりやばいかも!」「本当に扁桃腺の痛みがしんどい...」と言う思いをしている人にこの記事が参考になれば幸いです。とにかく言いたいことは、絶対放置しない!あれ?と思ったらすぐに病院へ!!

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