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隣人を自分のように愛しなさい

今回の部員日記は、文学部1年の古家里紗が担当させていただきます。

気づいたらもう3月、大学に入学してからはやくも1年が経とうとしています。


写真フォルダを見返してみるとちょうど1年前の今日は友達と一緒に大学受験で大変お世話になった日本史の先生にお礼をしに塾に行っていました。


今回は私が大学受験を通して出会った、尊敬する先生との思い出について少し書きたいと思います。


私は1クラス10人程の少人数制の塾に通っていました。そこで私は尊敬できる先生に出会いました。その先生は生まれつき、いつ目が見えなくなってもおかしくない病気を抱えていました。それでも受け持った生徒全員を第一志望校に合格させるまでは塾講師をやり続けるという強い意志を持ち、大学卒業後から今も塾講師を続けています。そのような姿に私は感銘を受けました。


その先生には褒められた回数より怒られた回数の方が圧倒的に多かったのですが、こんな私のことも最後の最後まで見捨てず熱心に指導し続けてくれました。

この写真は最後の授業の時にノートに書いてくれたコメントです。毎週提出するノートにコメントを書いて返してくれました。書いてくれたコメントを見ると頑張らなきゃという気持ちになれるので受験前はコメントをよく見返していました。

受験直前はこの大学に絶対入りたい!というよりも合格して先生に恩返しをしたいという気持ちでモチベーションを保っていた気がします。

先生に出会っていなければ飽き性の私は受験も途中で諦めたていたと思うし、今の自分はないと思います。また、それまでの人生で何か一つの目標に向かって努力するという経験がなかった私にとって大学受験は目標に向かって頑張りきることの素晴らしさを教えてくれました。大学受験を通して結果以上に大切なものをたくさん得ることができたと思います。

私も先生のような人のために全力を尽くし自分の考えをしっかり持った素敵な大人になりたいです。ちなみに題名にある「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉は私の通っていた中高の教育方針であり、今でも私が大切にしている言葉です。自分のことはもちろん、自分の周りにいる人のことを大切にして生きていきたいと思います。


拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

#日記 #大学スポーツ #KSTC部員日記

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