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穂高の記録

こんにちは!

ランドネたのしみ隊、里奈です。

季節はすっかり秋。山では各地で紅葉が進んでいますね🍁

10月1日、2日で奥穂高岳に登ってきました。憧れの山の登頂の記録を残したいと思います☺︎

上高地、岳沢登山口より

10月1日、夜行バスにて早朝上高地入りをしました。 

☟ルートはこちら☟

●1日目 岳沢登山口→岳沢小屋→前穂高岳▲→吊尾根→奥穂高岳▲→穂高岳山荘

●2日目 奥穂高岳▲→ザイテングラート→涸沢カール→横尾→徳沢→上高地

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平日でも紅葉シーズンだったので、ある程度人はいました。が、岳沢登山口には誰もおらず。単独行だったのでちょっと寂しいやら熊が怖いやら。

雨も降ってましたが、午後からの曇り予報や翌日の晴天を期待し出発。

岳沢小屋

上高地からはひたすら樹林帯の登りが続き、眺望もなくなかなかしんどいのですが、小屋が出てくるととても安心します。

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こちらに一泊すると工程に余裕が出来ます。いつかテントで来たいな。

朝ごはんを食べ、再出発。ここからがきつくなります。

重太郎新道

鎖や梯子が2回ずつだったか登場します。

なかなかの急登続きです。コースタイムが押し始める…

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梯子、長過ぎませんか?笑

とは言え、しっかりと固定されているので怖くはありません。

ひたすら登ると景色が開けてきました。

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紀美子平へ!

まだ山の知識が皆無だった頃に、マンガ「岳」にハマりました。その時に「紀美子平」を知りました。私にとっては、(ちょっと違うのですが)エベレストのヒラリーステップみたいな場所です笑

憧れでもあり、未知でもあり、穂高手前の領域。

バックをデポして進みます。

この辺り、雷鳥さんが多い様です。雄の鳴き声も聞こえたのですが…会えず😣

前穂高

ちょっと怖い岩場を越え、登頂です。

頂上はなんとなんと、一面のガス‼️暫く待ってもダメで諦めました。一瞬、遠くの穂高岳山荘が見えました。

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吊尾根

紀美子平へ戻り、奥穂高を目指します。少々怖い場所と聞いていた吊尾根。2年前に涸沢カールから見上げた場所。

前を歩いていた方と喋りながら奥穂高へ向かった事もあり、何だか怖くありませんでした笑 (ただ、逆ルートの場合、雨の日は鎖が怖いだろうなあ…)

そんな中、ガスが一瞬消えて、遠くの常念岳まで見渡せる景色に出会いました。

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この涸沢を上から見下ろす光景は、何とも言えない景色で、涙が出てきました。本当に綺麗でした。

奥穂高岳

そんな感動を残して、無事登頂を果たします。

またしても一面のガス。翌朝、リベンジします。

穂高岳山荘

予定より遅めのゴール。15時50分頃。

夕食が17時からだったので焦りましたが、休憩含めず8時間20分の行動時間でした。よく頑張った!

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綺麗な夕日、雲海、月を見て、ぐっすり寝ます。

再度、奥穂高岳へ

もともと涸沢岳の予定でしたが、諦めきれず再度行く事に。

暗いうちから梯子を登るのは怖かったので、日の出と共にスタートし登頂。

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ジャンダルム

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名前を挙げたらキリがない位、名峰が広がっていました。極寒の中、30分も眺めていました。

紅葉の涸沢へ

長居し過ぎて早くも時間が押し出します…

下山は長いですが、涸沢に寄るという楽しみ付きのコース!また穂高岳山荘に戻り、お弁当を食べて下山開始です。

ザイテングラートもなかなか長いですが、気をつけて進んで行くと徐々に涸沢の紅葉が見えてきました。

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空が青いから紅葉がとても映えました。

1時間程で、泣く泣く帰路へ着きます。テント背負って登ってくる方が本当に多かったです。

一気に下山し、上高地に無事到着。一泊2日の長丁場の穂高行きとなりました。

・・・

天気に恵まれ、景色に恵まれ、怪我もなく帰って来られました。

こうして山から無事に下山してくると、私は自分に自信が持てます。難しい山に行けるとかそういった事ではなく、ちゃんと自分自身を持ち、目標をやり遂げられる力があるってそう思えます。

登山に出会えた私は幸せ者です☺️

なんとまぁ変な終わり方で、長くなりましたが、ご一読ありがとうございました✨

おつかれ山でございました。



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