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文章を書くのが苦手過ぎる人は、死にたくなるほど苦しいらしい

数年前のこと、「文章が子どものころから大の苦手!」
という30代の会社員の女性が私の講座を受講してくれました。
彼女は小学生のころから国語の授業が大嫌い。

作文なんてもってのほかというタイプで、
「文章」を書くことにコンプレックスを抱いたまま大人になってしまったそうです。
それなのにそれなのに、彼女を襲ったのは、会社で文章を書く仕事を任されてしまったという悲劇でした。
彼女は私にはできませんと何度も上司に訴えたそう。でも人手がないの一点張り。
仕方ない。彼女は腹をくくり文章の書き方の本を買ってきて勉強したそうです。
でも!!
文章を書く。
上司に持って行く。
上司から突っ返され「ひどいな」と一言。
やり直しをする。
また突っ返される。
そんな無限ループが毎月のように続いたそうです。
彼女は、おかげでうつ病寸前に・・・。
そんな折、私の講座募集を見つけ藁をもすがる気持ちでやってきて、
前述の話をしくしく泣きながら話してくれました。

そして3ヶ月後、彼女は驚くべき報告をしてくれました。
会社でいつもの文章を書く仕事に取り組み上司に提出すると
「文章上手になったね。どうしたの?」と褒められたというのです。

そしてこう話してくれました。
「文章苦手が克服でき、むしろ好きになりました。
子どものころから「もう死んでしまいたい」と思うほどのコンプレックスが、今、解消されました!」と。
書くのが苦手だけで、死にたくなるほどのコンプレックスを抱かせるとは。
たかが文章、されど文章なんですね。
彼女は、生まれ変わりました!とまで言ってくれました。
文章が書けるようになれば、人生が変わると言っても大げさではないようですね。

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