フォニックスとは?
みなさん、フォニックスという言葉を
耳にしたことはありますか?
正直にお伝えすると、
実は数年前まで
フォニックスとは、
『アメリカの子どもたちが幼稚園に行って
発音を学ぶもの』だと思っていました。
は、、、恥ずかしい(汗)
学生時代にアメリカのシアトルへ
TOEIC380点で留学に行き、
言葉の壁にぶつかりまくりました。
よく聞き返されることなんてしょっちゅう(涙)
ある日、
アメリカのアイス屋さんに行き、
アーモンド味のアイスが食べたかったので、
ドキドキしながら注文してみるんですが、
『アーモンド』が全然通じなかったんです!
何回言っても、
『Huh?』と言われる始末!(涙)
それもそのはず、
私が留学してたシアトルでは
『オーメン』ってみんな言ってました。
dの発音書いてあるのになんでしないの?!?って
ツッコミを入れてました。
そう、その当時はdの音は『DO/ド』
だと思ってましたから。
発音が良くなれば通じるんだ!と思い、
発音も練習しましたけど、なんか違う。。。
モヤモヤ、、、
フォニックス本も買ってみたけれど、
ライムって何?韻ってなに?!
全然頭に入ってこなかったです。笑
それから数年時が経ち、
フォニックスとは、『発音』
を学ぶものでは無い!という
ことにRhymoe Phonicsとの出会いで
ようやく気づく時がきました!
今からとてつもなく大事なことを
結論からお伝えします。
①フォニックスには『適齢期がある!』
②フォニックスとは文字から音を繋げるものではなく、音(話し言葉)を文字に繋げる教授法であること。
まず、①の適齢期がある点ですが、
結構巷では、『フォニックスを学ぶと発音が良くなる!』という言葉が一人歩きしていますが、闇雲に赤ちゃんから学ぶ
必要はないんです🙅♀️
ちなみに、文字に興味を持ち始めた
4歳以降が適齢期と言われています。
なんでかというと、『発音』を学ぶものでは無いからです。
じゃあ、何を学ぶものなの?
というと、
英語の『音(話し言葉)』から『文字』に繋げるためのものです。
ん?どういうこと?って思いますよね。
例えば、日本人の赤ちゃんは日本語のシャワーを浴びて、たくさんの言葉を耳からイメージとして覚えますよね。『いぬ🐕』とか、『りんご🍎』とか。
そこから文字に興味を持つ
大体4歳〜6歳ごろから
ひらがな50音を覚えて、『い・ぬ』
いぬ🐶のいって、『い』って書くんだ〜
こういう音で言葉ができてるんだなと
繋げていくんです。
そこからいからはじまる言葉は?
『いす、いか、いんこ』
といのつく言葉を連想できますよね!!!
では、想像してみてください。
英語の単語を全く知らない子どもたちに同じことをするとどういうことが生まれるのか?
『a』は『エィ』『ア』という発音は
わかったけど、aから始まる単語が
思い浮かばないんですね!
だから、ただaという単語を
覚えるだけになってしまうんです。。。
日本語の『あ』だけ覚えても言葉にはならないですよね?
あんぱんまんの『あ』だよって覚えないと
読めないですよね?書けないですよね?
『a』はantの『a』
『a』はappleの『a』
『a』はaligatorの『a』
これが連想できないのに覚えても意味がない。
さらに韻を踏むっていうのは今流行りの
Bling-Bang-Bang-Bornですね!
R-指定大好きです。
言葉をあんなに上手に操ってる。
彼も相当なインプット、膨大な単語と音を知っているはずです。
ちょっとそれましたが、例えば
came(けぃm)
上記の単語の母音の音、『えぃm』という音を使った単語を探せますか?!?
lame-same-shame-name
れぃm-せぃm-しえいm-ねぃm
※カタカタでは表しきれないので、
googleで正しい発音を聞いてくださいね!
これが韻を踏むっていうことなのですが、
大人でも探すの難しいですよね?!?
これを子どもたちにアメリカ式のやり方を
取り入れてもちんぷんかんなわけです。
なのでこれは②に通じますよね。
単語を知らないのに音だけ覚えても
意味がないんですよねえ。
じゃあ、日本人はやらないほうがいいの?
いやいや、そんなことないです。
確かに発音のある程度ルールを知っておくと
初めてみる単語を正しく読めたり、書けたりと、後々、役立ちます!!!!!
ただ、この従来のメソッドはなかなか
日本語を母語とする子どもたちにそのままやっても効果がないわけです。
で、す、が!!!
この日本語を母語とする子どもたちに
向けた、
メソッドを開発してくれたすんごい先生方がいるんです!!!!!
わたしも目から鱗でした!
しかもめちゃくちゃ、楽しいんですヨ!!!
そのメソッドを
また次回、ご紹介できればと思います❤️
お楽しみに❤️
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