見出し画像

ハリーポッターにおける子供言葉・大人言葉

ハリーポッターの一作目改めて見ると、子役たちの子供っぽさが気になる。吹き替え版の話。ハリーが魔法学校に行く汽車のコンパートメントにロンがやってきて座っていいかと聞く。この辺り、声優さんの演技は素晴らしいのだが、声の調子がどうも過剰なに「子供」してるのだ。日本語の特性がこうした声の中の裏情報的な無邪気さや素直さを求めてるのだろうか。試しに日本語音声なしの原音で聞いてみたら、I’m Ron, Ron Weasleyという自己紹介のシーン、極めて抑え目の子役の演技である。ロンという名前ですよ、というのが全てであり、僕、甘えん坊なんですみたいな声色は不要に思えた。英語にも赤ちゃん言葉はあるものの、日本語程豊かにあるわけではない。字幕版と吹き替え版を並べてみた雑観です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?