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一生、絶対に好きなもの

文章を書くこと・考えることが苦手な私が、
自分の好きなものについて今の気持ちをざっと残してみようと思い、今回初めてnoteなるものに挑戦(?)してみた。

前置き長いとあれなので、さっそく。
私が一生かけて絶対に好きなもの、
それは女王蜂。
…とある素敵なバンドの名前なんだけど、
皆さん聞いたことあるのかしら。
どれぐらいの人が知っているのかな、と。

出会ったというか、実はのめり込む前に名前だけは知ってて、本気で好きになったのはここ数年のこと。
なぜもっと前から好きで居なかった!?と過去の自分の感性を疑って悔しく思う時もあるけれど、まあ25、6の頭ん中お花畑~の私にはそれは無理でしょうね。
だって全て他人任せでいつも何かに対して怒っていたし、人にも物にも自分にさえも興味があまり無かった気がする…本当に可愛くない。笑

そんな可愛げのない女にもいろいろなことが起こりに起こって、身体も追いつかなくなり、
ゆるっとした生活も二人暮らしから一人暮らしになり、いわゆるぽっかりと心に穴が空いた状態。というか心なんかあったのか?

なーんか毎日楽しくない。
色で表すと灰色か無色。
毎日眉間に皺を寄せていたと思う。

もちろん生きるために仕事はするし、
人とも関わらなくちゃいけない。
たまり続ける嫌な気持ちをなくしたくて、
必死になる。
好きなもの食べて、
好きな映画観て、
好きな人たちとおしゃべりして…

それでも私にはなーんもない。
なーんも持ってない。何より他人が羨ましい。
私はなんて浅い、つまんない人間なんだろう。

そんな時に、好きな漫画のエンディング曲を
女王蜂が担当することになった。
あ、このバンドかぁ、知ってるなぁ。

あぁ、…

衝撃だった。
ひとつの曲を聞いてあんなにもいろんなきもちになって「好き!!!」なんて
なったことない。それからいわゆる、
推し活がスタート。
曲を聴いたその日のうちにファンクラブ入会するし、大阪でやるライブに行きたくて行きたくてたまらなくて3秒で往復の夜行バス予約した。思い出したけどそう言えばたこ焼き食べるの忘れてたな。

好きなものに影響されやすい私は、女王蜂の新曲の世界観に合わせたネイル、
ヘアカラー、ファッションなど自分にできることはどんどんやった。
まず、何よりもそれを楽しんでる自分を好きで居られた。

東京事変、宇多田ヒカル、アジカン、
ポルノグラフィティ、UVERworld、Perfume、
「好き」なバンドはたくさんあるし音楽も
よく聞くほうなのかなとは思う。でも

女王蜂は違う。これは私の人生にずっと絶対に必要なものなんだ。
女王蜂は、曲ごとに雰囲気やビジュアル、
テーマから何から何までかぶっているものがない。…関連している曲たちはあるけれど。

私は好きなものに対して特に流動的で。
あれも好き、これも好き、それもやりたい!
でもやっぱこっちかなぁ~…
広くて浅い。絶対好きが今まで無かった。
つまり無責任。そして飽き性。
そんな私が、もう5年以上も同じバンドをずっと好きでいる。これってけっこう私の中では大きい出来事。笑

言葉として、絶対という言葉はあまり使わないようにはしているんだけど、これだけは絶対。

一本当に最近の出来事で、そんな私のちっちゃな絶対が崩れる瞬間があった。

女王蜂のボーカル、アヴちゃんがステージに立てなくなった。理由は体調不良。
実は女王蜂というバンドは過去に活動休止と、
メンバー2名の脱退を経験している。
(ベースのやしちゃんは戻ってきてくれた)

終わっちゃうのかな、女王蜂…
私はすぐにそう思ってしまった。
公式からのお知らせを目にした瞬間、
本当に膝から力が抜けてがくんとなった。
いちファンとしてよくないのだろうけど、
それこそ世の中に絶対なんてないと思うと、
やはり気持ちをちょうどいいところに納めるのは難しく、悲しくてつらい。

〈まとめ〉
女王蜂のファンとして、今はただただ復活を待ち続けています。これがプレッシャーになってしまうかもしれないけど、ひっそりとお気持ち表明するぐらいは許してほしい…だめかしら。

『どんな時でも大丈夫にしちゃうぞ』
『いつか笑える日が来るさ』
アヴちゃんが曲の中でそう言ってくれたから、
私も毎日自分を奮い立たせて過ごすことができている。

長ったらしくぐだぐだ書いてしまったけれど、
要は女王蜂というバンドを3年後も10年後も変わらず愛しているし、おばあちゃんになるまでずーっと大好きですってこと!

「好きなバンドは?」
「女王蜂!!」

2024/7/30                                         RHRH記💙







本当にやること1ミリもなくて「暇すぎて溶けそう~」って人にこの文章が届いて、ふーん。って鼻で笑ってほしい。笑






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