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参加者の感想|「内側から変える人のためのゼミナール」オープンセミナー#1

先日、5/27に開催された「内側から変える人のためのゼミナール」オープンセミナー#1には、定員20名を上回る参加者とメンバーが集い、熱気溢れる時間となりました。

セミナーにご参加いただいた皆さまにいただいた感想の一部を、皆様にもお届けしようと思います。当日の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。


参加者感想アンケート

 <MJさん>
「会社とは何か?」という問いに、様々な方と対話しながら向き合うことができ、良い時間を過ごすことができました。補助線として、会社の見方の参考になるようなレクチャーをいただけたので、そこを土台にしつつも、話が展開していったように思います。
問いは共通であっても、それぞれの参加者の方の立場が異なれば当然、主として気になるところも異なるわけで、自分のレンズだけに固定せずに問いに向き合えたのも貴重な機会になりました。統合的に会社をとらえるトレーニングのためにも、統合報告書について学んでみようと思います。本日はありがとうございました。

 <MMさん>
ありがとうございました!!
⑴  資産→資本の具体例がイメージしたいなと思いました。
例)資産 知的財産→活用している資産≒知的資本?
⑵「会社」の枠組みをより俯瞰的にイメージできました。会社間、国家間とも多層的に関わり合っているのでそちらにも興味が湧きました。
⑶  人的モチベーション、大企業よりスタートアップのモチベーション高い?でも財務的には大企業の方が数年伸びている?大企業の人的モチベーションが下がればもっと社会よくなる?
色々興味が出てきました。ありがとうございます。

<EKさん>
まず、こういった機会をつくっていただきありがとうございます。自分が関わっていること/関わり方と違和感ありませんでした。スライドで見せていただいた内容が本日の視点になって、参加された方々と話すことができました。個人的には視点を増やせたように思います。ゼミへの参加は検討中ですが、オープンな場があれば、また参加したいと思います。

<TAさん>
会社とは何かのモデルがとても分かり易くかつこれまで余り考えたことのない視点でとても興味深く思いました。パーパス経営など流行り言葉のように感じていましたが、確かにそもそもの「商い」の多くはそのような物だったんだなと。とても有意義な時間となりました。有難うございました! 

参加者同士のグループトークの様子

<HHさん>
岩崎さんが仰った「違和感」を大切にし、自分が本来的にはどういう会社・社会のあり姿を目指してゆきたいか、もっと思考を深めたいと思いました。存続自体が厳しい業界・企業への解につながる話かというと、どちらかと言えばそうではなく、厳しい言い方をすれば“Early Adapters”向けの話なのではないかと思いました。もちろん理想やあり姿を描き、理想をそれに近づけようとすることはとても価値があると思っております。

<OMさん>
「見えない会社・企業価値」として言語化していただいたところを持ち帰って、職場で話していきたいと思いました。
・見えない価値:個人のスキル/モチベーション、組織の共感・信頼・協調・協力、経営理念・方針・戦略、経営ノウハウ、人的ネットワーク
・資産→活用して→資産になれるよう職場を支えて盛り上げていきます。

 

<WYさん>
もやっとしました。何というか、思考があちこちに飛んでしまい、まとまらなくなりました。こんな経験は初めてです。つまりこれで「プレ」セミナーってことなのか??と思い当たりましたが…。参加者の皆さんが抱えている日々の想いが、何がしの実行に移って、社会がもっとよくなったらよいなあと思います。次世代のためにも。ありがとうございました。

<KTさん>
会社の環境が変わり(株主変更)これから会社をどのように経営していくか考えるタイミングでしたので、とても良い機会となりました。
とくに会社本来の姿である企業活動のフレームワークは、腹落ちする内容でした。弊社はビジョン・ミッション・バリューは浸透できていると思いますが、逆に形骸化していることも感じており、「投資」のところが弊社の課題、うまく行っていないところだと思います。100%株主がいる中で自由度が限られていますが、これからチャレンジしていきたいです。

<ISさん>
教育行政の立場で参加させてもらいました。利潤が目的ではないものの目指すべき世界(社会)のために資本をどのように活用するか視座をもらいました。行政はプロダクトをつくらず、つくってもらう立場です。しかし、資源、資産、資本はもっています。そのうち、オフバランスの資産をどのように見える化し、価値を高めていくかがまちづくりのキーになる気がします。ふるさと納税が返礼品で決まるように個人の投資で社会が良くなるには限界があります。社会は社会活動によって良くなる。その事を考えさせられる時間でした。

<MTさん>
本日はありがとうございました。統合報告書の制作を普段からご支援していて、団さんと同じように、去年よりもよいものにしたいという相談に違和感をもち、本日参加しました。グループワークで、色々な立場のかたと話をする中で、そういう視点もあるなということも多くありました(発表されていた「なぜ上場するのか」という問いはおもしろかったです)。
自分の仕事は統合報告を作る中で対話をする機会も多くあり、クチネリのような考え方を紹介することで会社を変えウェルビーイングを実現・動かしていきたいと思います。また色々な話ができればと思っています。

 <IYさん>
これまでは、耳にする際に忌避感や気持ち悪さを感じてしまっていた、次のキーワード達について、「広義の社会活動」の図や、「見えない資産」の概念に触れたことでこれらの意義が一気に理解できたような気がしました。
(正直あまり好きではなかったキーワード達):パーパス、ビジョン、ESG、CSR、非財務情報など

<MMさん>
70・80年代からの歴史的経緯の中で企業のあり方が変化してきたという点に大きな気づきを感じました。市場がより普遍的に見える存在となっていく中で、国や社会と企業の関係性が変化したこと、企業が社会や天然資源の観点での責任や監視をより求められるようになったこと、ここに変化の大きなポイントがあるように感じました。団さんの最後のラップアップにもあったように、財務資本を主としていない観点で企業が何を目指し存在し、その存在理由をなせているのか、世に問う、というより広範なステークホルダーに明示していくためのツールとして、統合報告書のフレームワークは良いものだし、企業そのものと、社会の一員としての企業をよりよくするために使えそう、と思いました。

 <KMさん>
経営、マネジメントからは全然違った現場に身をおいていたのですが、組織として、このままでは、という限界を越えるためには自分の視野・視座を変えなければと思い参加しました。スライドはおよそ2枚でした。たったその2枚に自分の視点にかかっていたモヤがスッキリ。経営とかマネジメントとか難しいイメージでしかなかったのですがものすごくシンプルで、でもものすごく大変なところを感じて、勇気づけられました(うまく伝わらない)。岩崎さんの言葉をいくつかいただけて感謝です。“パラダイスはない”、でもそこに向かう足がかりはある。ありがとうございます。

<MNさん>
今日はありがとうございました。自分が働くという自分が主語の思考ではなく、働いている自分も一つの有機体でありながら、世界の、社会の中に、存在している“会社”をいろんな方角から見ることができたような感じです。まさにミドル・マネジメント層にいるのですが、初めて出会った方々に、自分の会社や仕事の、今、現在進行形を語り、一生懸命耳を傾けて下さった時間を通して、不思議と、世界の中に存在している私が働いている会社を、愛しく感じる気持ちが芽生えました。不思議。6月に、新しく4月1日に就任した新社長が「良い会社とは?」というワークショップを社員と一緒にするそうです。楽しみです。

<MTさん>
企業の目的が利潤追求ではなく、その利潤を投資することであるという考え方が、大変説得力があった。自分がどんな世界を作りたいかをまず認識することが大切であることも改めて再確認できた。岩崎さんへの質問の答え、クチネリの本質は実は贈与ではなかったというお答えは意外でしたが、かえってそう考えた方が色々なことが矛盾なく理解できたので、貴重な体験となりました。

<NRさん>
入口は目指す世界、出口は投資というのは納得感がありました。上場が見えてきた時に、目指す世界が変わってしまったり、投資への納得感がうすれたりすることがあると思います。それは見ている相手が投資家に寄りすぎてしまうことが一因かなと考えます。なぜ上場するのか、目指す世界はどこか、どこに投資するのかなど、社員を含むステークホルダーとの対話を重ねることが大事だと改めて感じました。納得感があれば、上場した後も、投資家に説明しながら、自分たちがやりたい投資だってできるのだと思いました。
求人メディアを運営している会社なので、編集の力で良い会社に見せてほしいというプレッシャーを受けることもあります。団さんが統合報告書を良く書いてほしいみたいに言われるということと重なりました。自分たちはどうしたいのか、どうありたいのかという、を自分たちに向け続けるって、大事だし、難しいんだろうということは思いました。

 

<KTさん>
マクロな視点で考えたときに、本日のお話を聴いて、会社という存在が真に社会や環境のことまで会社経営するようになるには、社会を構成する一人一人が良心と良識を持つようになる必要があるのかなと思いました。ミクロな視点では、「資産」を「資本」に変えるという考え方がとても勉強になりました。本日のお話を踏まえて、自分の目指す世界をしっかりと言語化する必要があるなと思いました。ありがとうございました。

<IKさん>
岩崎さんがどのように会社をみてらっしゃるのかという視点を強く感じました。小さな男の子であれば、街ゆくマダムであれば、会社をどう見るのか?社会をどう見るのか?あるいは人以外の動物であれば…?とても理論的な時間でした。今後皆さまを乗せた舟がどう進んでいくのか楽しみに拝見させていただきます。ありがとうございました。

<匿名>
岩崎さんのお話がとても面白かったです!もっと「良い会社とは」という定義から話すかと思いきや、とても現実的?かつ納得感あるお話で。グループでは、「会社と社会のいい関係をつくるのがマネジメントの仕事」という話から想起して、エンタメや水商売などは文化や娯楽をつくっているけど、かなり負も生み出してるなあなど考えました。いろんな人と知り合えて、たのしかったです!ありがとうございました。

 <SDさん>
ありがとうございました。多くの気付き、再発見がありました。会社を通して実現したいこと。私は起業家として会社を作った時はその実現を信じ、メンバーや株主を集めました。一方で今、既存の株主のいる会社を受け継ぎ、その中で会社の目的を自分なりに解釈し、伝えようとしています。
会社の目的を本当に語れることで、本日のテーマは解決しそうに感じますが、利益追求のプレッシャーなどを超えながらやりとげようとする胆力が、自分には必要だと考えさせられました。ありがとうございました。
 

<NRさん>
「内側から変える」という言葉に興味を持って参加しましたが、ゼミに参加しないと答えにはたどりつけないことが分かりました。様々な方とお話ができて、「大企業」や「ベンチャー企業」に対する考え方が自分とだいぶ違うことを知り有意義な時間になりました。統合報告書、初めて聞きました。良いことのように思えました。

<YHさん>
本日は楽しい会をありがとうございました。現在の職種/業務に正面からぶつかる内容だったので思考の整理が進みました。
(グループトークで印象に残った言葉):「会社は続く/続ける」「何の為に上場するのか」→会社寿命を考えると重い言葉
(お話で印象に残った言葉):会社は誰のもの?、利益は手段
*グリーン枠は日々PLとしてくるくる回っているがそれを超えた視点が必要と理解
*これら自分の考えや想いを言語化するスキルも必要になる@ゼミ(仮)と受けとめ…


以上、参加者の皆さまよりいただいた感想でした。

今回のオープンセミナーの内容を一つの手がかりにしながら、今後スタートする「内側から変える人のためのゼミナール」についてはまた追って告知いたします!お楽しみに!