映画『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』(2020)
アキ・カウリスマキ監督、ロイ・アンダーソン監督的オフ・ビートな日本映画の傑作『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』は、独特な世界観と、現実を正確に風刺する鋭い洞察力で、近年稀にみる、日本映画に風穴を開けるインパクトを持った作品の一つだと思います。
この映画を見て、すぐ感じるのが、公式サイトにも書いてあるように、オフ・ビートな笑いとアナログ的作風から、アキ・カウリスマキ監督(フィンランド)やロイ・アンダーソン監督(スウェーデン)の作品を、連想させる作品です。
そして、池田暁(イケダ