見出し画像

組織文化をアイドルグループのように愛でる

近年、組織や企業は外部に向けたブランディングや従業員のエンゲージメントの向上のために、組織・企業文化(カルチャー)を明文化し積極的に発信しています。採用活動においても応募者と組織文化との適合(カルチャーフィット)は重視されるようになっています。

私は現在勤めている会社に入ってから、組織文化をアイドルグループを応援するように好きになって来たので、その変遷を共有してみたいと思います。

初めの一歩はタイプのメンバーから

アイドルグループを好きになるときは、まず特定のメンバーの外見やパフォーマンスに魅了されることから始まると思います。

組織文化も、全てを即座に受け入れる必要はありません。元々持っている価値観と一致する一つの価値観や行動規範から入ればよいと思います。

そのうち他のメンバーが気になり出す

最初に気に入ったメンバーをきっかけに、調べたりYoutubeで動画を見ていると「あれ、この子もよくない?」と他のメンバーが気になりだすのはアイドルグループあるあるだと思います。

組織文化においても、仕事の種類や関わる人が変わると、これまであまり響いていなかった価値観や行動規範が気になり出し、「あれ、こっちも大切かも」と感じることがあると思います。

一周して箱推しへ

そうしているうちに、全てのメンバーが好きになって箱推しになります。この頃には立派なオタクです。

組織文化においても、その時その時で響く価値観や行動規範が変遷し、最終的に一周回って全ての価値観を大切にできるようになります。この段階で、組織全体への深い愛着が芽生えるのだと思います。

プロデューサーのように組織・企業文化を設計する

所属した組織や会社、特に初めて入った会社における価値観や行動規範は、初めてCDを買った・初めてライブに行ったアイドルグループのように、一生記憶に残ります。

一人一人が魅力的なメンバーで構成されるアイドルグループのように、一つ一つが愛されるような組織文化の設計ができればよいなと思います。

以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?