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#写真で一筆チャレンジを経て

3月末に「#写真で一筆」というハッシュタグでいくつか投稿していた。

これは、「写真+ひと言」を添えて毎日投稿してみようというチャレンジだった。

あまりTwitterやFacebookなどでも呟く方ではないけど、やってみると新しい発見もあったので記しておく。

気づいたこと

1.外出しないとネタができない
特別な日であれば投稿する内容に困ることはないが、毎日投稿しようとするととにかくネタがない。

特にリモートワークを行なっている影響か、平日はなかなかネタができない。

忙しい日は、朝起きてすぐに仕事を始め、夜仕事が終わるとご飯・風呂の後にすぐ就寝という日も多い。

新しい発見や昨日との違いを感じるには、外に出ることが一番だなと感じた。

一歩家の外に出てみると、いろんな変化を感じやすい。
例えば、毎日の天気が違うと、温度や日差し、雲の様子などが違うため、五感でいろんな変化に気付きやすくなる。

無意識のうちに入ってくる情報の種類が、家の中と比べて圧倒的に多いなと感じた。


2.良いことに目を向けるようになる

これまでだとなんとなく過ぎてしまうような日常でも、毎日投稿しようとすると出来事に対するアンテナの立ち方が変わった。

その結果、「これは面白いんじゃないか。情報として発信できるんじゃないか。」と小さなニュースにも目を向けるようになり、良いことに目を向けるようになった気がする。

これはカラーバス効果に近いのではないかと感じた。

カラーバス効果とは…
ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。
カラーバスは「color(色)」を「bath(浴びる)」、つまり色の認知に由来するが、色に限らず、言葉やイメージ、モノなど、意識するあらゆる事象に対して起きる。

出典:シマウマ用語集

例えば、「自分の家から最寄り駅までの間に電信柱はいくつあるか?」と聞かれると、毎日目にしている(通っている)はずの道なのに答えに詰まってしまう。

一方で、「電信柱は何本あるんだろう?」と意識すると、急に電信柱が目に入るようになる。

つまり、人は意識する対象を決めると、それに関する情報が集まってくるため、同じ出来事や日常を過ごしていても何を意識するかで頭に残る情報が変わるということ。

毎日身の回りのことについて投稿しようとすると、あえてネガティブなことを発信しようとは思わないので、必然的にポジティブなこと・面白い出来事に目が向くようになるというサイクルになる。

日常を過ごす上での意識を変えるのではなく、「アウトプットをする」と決めることで結果的に無意識に取り入れる情報が変わるというのは面白い発見だったなと感じた。


今後に向けて

今回の発見、特に2番目の「出口によってプロセスも変わる」というのは今後に生かせるのではないかと思った。

例えば、ダイエットをしてる人が「毎日2000kcalの食事制限を行う」と意識するよりも、「あの服を来て旅行にいけるようになると楽しいな」と意識する方が、結果的にダイエットもうまくいきそうだという感じで。

「目的意識を持つ」ことの大切さはもはやありふれた言説だけど、自分は大きな目標を掲げるよりも目の前のことをひとつひとつ積み重ねていくタイプだと思っていたので、結構見失いがちな視点だなと思った。

ゴールを描く(出口を決める)ことで、日々の目線や感じ方が変わっていくこともあるということを、頭の片隅に入れておこうと思えたチャレンジだった。

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