カップリングしか許容されない世の中


※これは長年降り積もった感情がここにきて爆発しただけのnoteです。※


性別というものがありますね、基本的に男と女ですね。マイノリティは一旦置いておきます。
男と男、女と女、男と女が出会うとどうなりますか?

恋に落ちるんですよ~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!

なんで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

別に否定しているわけじゃない。そういう場合もあるだろう。勿論わかっている。
ただ、そうじゃない場合だってあるはずなんだ。

友情が芽生えたりとか。
ライバルになったりとか。
上司と部下になったりとか。
師弟関係になったりとか。
主従になったりとか。
はたまた名前のつけられない関係になったりとか。
エトセトラ。

人間の感情全部が最終的に「恋愛」というものに収まるのか?人間ってそんな単純な生き物なのか?
私は違うと思う。人間はもっと多様な感情を他者に対して持っていいはずだ。

「愛情」だって、恋愛ではない親子の愛かもしれない、友愛かもしれない、師弟愛かもしれない。恋愛ではない愛情というものが存在したっていいはずなんだ。

なのに、世の中ではカップリングというものがあまりにも覇権を握りすぎている。受けとか攻めとかいうやつ。×とかいうやつ。
これは創作の話だけど、日常生活にも言えることだ。「彼氏つくらないの?」みたいな話あるでしょう。ハラスメントだと思うんだよね。

恋愛ではない感情はマイノリティなのだろうか。男女の友情は成り立たないとか言ってるやつはLGBTQ+とか言われている現代に存在するのか。そもそも友情がマイノリティ扱いってどういうことだ?恋愛しないと人間は死ぬのか?知らなかったな。

私は体は女だし、性自認も女だけど、思考的にはLGBTQ+のマイノリティだという自覚がある。あえてなにかとは言わんがここでは。
でもさ~~~~~~~~~~~~「恋愛じゃない感情」である一概に何とは断定されない様々な感情がマイノリティ扱いされることに本当に耐えられないんだよ~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!

カップリングが好きな人の地雷が考慮されていることはあっても、カップリングなしの関係が好きの人の地雷が考慮されるということはない。まずない。カップリングが嫌いかもしれんだろう。恋愛が嫌いかもしれんだろう。そういう考慮はまずない。恋愛はみんなが好きだ、オーケー?

私の話をすると、創作で恋愛をかいたことはない。書いてもみんなでわちゃわちゃしてるだけのハーレムっぽい何かくらいだったりする、それも中学生の頃。詳しいいきさつは別の記事を見て欲しいんだが、私はある時から友情夢あるいはそれに類する「恋愛ではない夢創作」しかしなくなった。恋愛夢は読めない。読んだことはあるけど、遠い昔だ。
夢創作はいい。大抵のサーチのカテゴリに「友情」があるから。メインキャラとは恋愛をしていてその他とは友情だよ☆というサイトに出会った時にはブラウザバックを連打したものだが。

問題は夢じゃない二次創作。あるいは創作〇〇が出てくる創作。提督とか審神者とか。ぐだも含めてもいい。私の読むのがそれくらいだからそれを例にしてるだけだすまない。他にもあると思う。
あまりにも、あまりにもカップリングでない創作を好む者に対しての門が狭い。
じゃあ私がかいてるこれはなんだ?ってなる。カップリング創作に弾き出されたマイノリティ創作か?
恋愛が人気なのはわかってるし知ってる。恋愛なしが考慮から漏れるのもわかった、そういうこともあるね仕方ない。それが「カップリング創作オンリー」だったならばそこで引き下がる。仕方ないね、カップリングじゃないから私の創作は招かれていないからね。

そこで「じゃあカップリングなしは受けの方に入ってください」はないだろうよ。

カップリングなしはカップリングなしが好きでかいてるんです。そういう関係性が好きでかいてるんです。それを雑に振り分けられて誰が喜ぶか?
とあるイベントで、「これがカップリングオンリーなら申し訳ないが、カップリングなしの方も次回以降考慮してもらえないだろうか」という私の要望に対する主催の回答が上記だった。地雷を考慮した配慮はしているという。男女と受け攻めで全パターンカバーしたと思ったのだろう。
ちなみに私の期待していた回答は「カップリングオンリーです」or「次回以降検討します」だ。今回導入してくれとは誰も言ってない。


ハ~~~~~~~~~生きにくいなあ~~~~~~~~~~~~~~。
いつになったら生きやすくなるのかな~~~~~~~~~~~~~~。
手を差し伸べてくれとは言わないから、そういう人もそういうマイナー感情のものが好きという気持ちを大事にして生きてるっていうのは受け入れて欲しいなあ~~~~~~~~。
生きにくい世の中だなあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。


他人の嗜好も思考も否定する気はない。カップリングが好きな人はカップリングが好きだ。
じゃあ、カップリングじゃない関係が好きな私だって存在してもよくないだろうか。だめなんだろうか。

そんな疑問を持ちながら、私は今日も「カップリングではない」創作を続けている。

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