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手土産は「小川軒のレーズンウィッチ」

って教えてくれたのは、K社の山田さん。

同じ得意先に営業訪問しているけど
同業他社ではなくライバルでもなく言葉にはしづらい関係性。

得意先との懇親会という名の接待を
山田さんと一緒に計画した時に教えてもらった心構え。


社会人の懇親会となると新橋か銀座になるのが世の常で
手土産を用意するとなると、店舗が新橋駅前にある小川軒は都合がよい。

せっかく用意した手土産の紙袋がお店に着く前にくたびれていたら格好がつかない。
目的地の近くで鮮度の良い状態の物を購入するのが粋だと教えてくれた。
洋菓子に鮮度を求めるのは無粋だという事はいったん置いておいてだが。


レーズンウィッチは箱の大きさは
帰宅の電車の中でも邪魔にならないぐらいでちょうどイイ。

箱を開けてみてスカスカだと少し寂しくなるけどそんなこともない。
ぎっしりレーズンウィッチが詰まっているので見栄えもよい。

そして何より美味しい。
せっかくもらった手土産が美味しくないと印象も悪くなる。

懇親会で用意する手土産は、家で待っている奥さんが喜ぶものが一番イイ。
小川軒のレーズンウィッチはそれを満たす最適解だと教えてもらった。


そこまで考える。
ただ美味しいものを、流行りの物を用意するのではなく
様々な要因を汲み取る心構えや気遣いが大事だと教わった。

なんてことを食べる度に思い出す。
だから僕にとって小川軒のレーズンウィッチは特別な美味しさだ。

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