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#13 他者からの承認を求めるのをやめる

思えば、他者からの承認を求めて生きてきた人生だった。
小さなころから優等生。親から先生から友達から褒められたい、よく思われたい、それが全てのエネルギー源だった。高校は地元の進学校、推薦で誰もが知るブランド大学に入学。そして大企業に就職。

そんな人生を生きてみた結果

それなりに幸せで充実した人生だった。だって頑張れば頑張るほど褒められるから。そしてその結果親を喜ばせて安心させてあげられていて、親孝行できている感じがした。
ただそう言ってられなくなった。大企業に就職したはいいものの、全然楽しくなかった。毎日が辛い。大企業に入ることがゴールだったから、いざ思うような業務ができなかった時に会社に愛着が持てない。辛いのにプライドが邪魔をして、辛いと周りに言えない。そして「本社勤務こそが偉い」「地方職ではなく総合職の方が偉い」と言ったどちらが偉いかという価値観にがんじがらめになっていった。休職に至った一番の原因は上司のパワハラだが、自分の他者からの承認に重きを置いていた考え方も一つの要因だと思う。
(パワハラが辛いかったのも、上司に承認されなかったからだ。結局私は承認にとらわれていた)

休職してみて

休職することで普通のレールを外れ、良い子ではなく人に迷惑や心配をかける側になった。最初は人に弱みを見せることがとても怖かった。だけど、意外とどうってことなかった。本当に信頼している人、親や友達はどこに所属しているかではなく、私自身の本質をみてくれていることに気づいた。そしてそれでいいんじゃないかって思えてきた。

他者からの承認を求めて自分の心をすり減らすより、自分のやりたいことをやってそれを認めてくれる人を大切にする。
そういう生き方にシフトしていきたい。

これから

正直今の職場に復職することは、他者の人生を生きているのだと思う。上司や親を安心させたい気持ちが強いからだ。
実は8月までに転職するつもりでいる。それまで働くリハビリをさせてもらって、少しずつ良い意味で自分本位の生き方を目指していく。


そんな気持ちにさせてくれた3冊。これからの人生の愛読書になっていくだろう。



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