やべっちFC最終回から1週間。サッカーファンはスポーツ番組は何を見るべき?

2020年9月27日。18年半もの間全国地上波で放送されてきたサッカー専門番組、やべっちFCが最終回を迎えた。

そして1週間が経った。テレビ朝日は後枠をバラエティにしたため、
他局にとってはやべっちの視聴者層を取り込めるチャンスとも言える。

そこで、先週の土曜と日曜に放送された全国地上波のスポーツ番組を対象に、それぞれのサッカーの取り扱いをまとめてみた。
(全国放送ではないSUPER SOCCERなどは除く)

まずは、J1が6試合開催された土曜日から。

NHK サタデースポーツ

放送時間: 21:50~22:10
うちサッカー関連:4分半ほど

主にセレッソ大阪vs川崎フロンターレの天王山に2分ほどの時間を割き、その他の試合は各30秒ほど。
そのため、全チームの得点シーンは流れず。

テレビ東京系列 スポーツウォッチャー(土曜)

放送時間: 23:00~23:55
うちサッカー関連: 3分ほど

全国放送ではないが、BSでも同内容をディレイで放映しているため、ピックアップ。
内容としてはプロ野球や女子ゴルフ中心で、あまり時間は割いてもらえず、
番組終盤にC大阪vs川崎を約30秒とオルンガの得点シーンなどを放映。
また、唯一、遠藤保仁の磐田移籍報道を取り扱っていた。
※ 放送当時はまだ正式発表前

日本テレビ系列 Going!(土曜)
TBS系列 S⭐︎1(土曜)

FootBrainと並行しながら視聴したが、確認できず。
情報募集中。

フジテレビ系列 S-PARK

放送時間: 0:35~1:15
うちサッカー関連: 1分半ほど

録画で確認。
こちらもC大阪vs川崎戦を約30秒とオルンガの2ゴールを紹介。
その他の試合はテロップ表示のみに留まった。

あとは生放送中に試合が行われたアトレティコvsビジャレアルの速報ハイライトを1分弱放送。

番外編
テレビ朝日系列 サタデーステーション 2時間SP

スポーツコーナーのみ確認したが、MLBとプロ野球のみ。
そもそもプロ野球も一部試合結果はテロップのみだったので、スポーツコーナーの扱いがやや苦しいか。

まとめ

土曜日に関しては、全試合放映のNHKが優勢か。
(BS1のJリーグタイムには及ばないが)
今週の放送では代表戦もあるため、若干変動はあると思われる。

続いては日曜日。

NHK サンデースポーツ

放送時間: 21:50~22:40
うちサッカー関連: 約10分

この放送からリニューアルし、元日本代表DFの中澤氏がレギュラー解説者に。
番組中盤に日曜開催のJ1の試合のハイライトを計2分ほど放送。
その後、中澤氏の解説コーナーで首位、川崎フロンターレを6分ほど特集。
さらに、久保のハイライトや日本代表情報を交え、計10分取り扱った。

テレビ東京系列 SPORTSウォッチャー(日曜)

放送時間: 22:54~23:30
うちサッカー関連: 1分強

土曜版と異なり、サッカーは序盤に放送。(J1ハイライトは横浜FMvs神戸のみ)
さらに地上波で唯一、J2から新潟FW鄭大世のボレーを報じていた。

フジテレビ系列 S-PARK

放送時間: 23:15~0:30
うちサッカー関連: 少なくとも40秒以上(確認できた範囲)

生で確認できた限り、日曜開催のJ1の3試合を放送。
ただ、時間はかなり抑えられていた。

TBS系列 S⭐︎1(日曜)

放送時間: 0:00~0:30
うちサッカー関連: 4分半くらい

こちらも生で確認できた範囲で、神奈川2部に移籍したなでしこFW永里優季の模様を約1分、さらにパラスポーツ特集(おそらくレギュラー特集)でブラインドサッカーを3分弱ほど放送した。

日本テレビ系列 Going!

放送時間: 0:00~1:00
うちサッカー関連: およそ20分弱

この回からサッカーコーナーがリニューアルと、ここぞとばかりに時間を拡充。
まず、久保建英の現地レポやそれに対するスタジオコメントで10分近くを使い、
さらに16分ごろからはサッカーファンとしての知名度を上げつつある日向坂46、影山優佳氏がVTR出演し、Jリーグのオススメ選手のピックアップ。
その後、日曜開催のJ1の3試合のハイライトも計4分半の充実ぶり。
(他局の取り扱いが少なかった浦和vs名古屋でも約50秒使っていた。)
TBS同様にFW永里優季選手についても報道し、番組の3分の1近くをサッカーに使っていた。
なお、やべっちのスポンサーについていたDAZNがCMを入れていたため、DAZNの影響力もおそらくあるだろう。

まとめ

日テレとNHKが大きくリードした印象。
そのため、日曜は基本的にはサンデースポーツ、Going!、SUPER SOCCER(一部地域)の視聴がサッカーファンとしては無難な選択と思われる。

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